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〜プロローグ〜
紫の指輪:「愛する者よ。汝が死すとも、我が愛は永遠に変わらず。」
私は子供をあやして黄泉の国に行かせる
その芝生で眠らせる
黄泉の国の部屋は広い
あの世では家は大きい
そこでは子供は良い気持ち
私の幼な子は遊びまわる
黄泉の国の麦を育てる
黄泉の国の大地を耕す
ヤナギの木が髭の上に生える
もみの木の根は眉のところ
ハンノキの根はあごのところ
シラカバの根は肩の上
黒い土がふとん
棺の板が屋根
そこに不幸な私の息子たちがいる
いやしい私が生んだ者たちが
紫の指輪:「愛する者よ。汝が死すとも、我が愛は永遠に変わらず。」
<兵士の夢>
紫の野槌 「試すことを恐れてはいけない。未知の世界にのみ存在するものもある。」
GM:では、妹が家の手伝いをしていると
GM:あなたはどこで何をしていますか?>エリアスさん
エリアス:家にいるなら、ゆっくり休んでる……。かなぁ。
エリアス:肉体労働ですからね(w
GM:家でゆっくり休んでいると。妹が家事をしている鼻歌でも聞こえるのかな?
エリアス:ですかね。
エリアス:妹に、「何か手伝えることはあるか?」と声をかける。
GM:妹「お茶でも飲むー?」>エリアスさん
エリアス:「ん、ああ、じゃあ、貰おうかな」
GM:妹「ちょっと待ってね。湯を沸かすから。」
エリアス:「火傷するなよ」
GM:と、やっているとぽんと肩を叩かれます>エリアスさん
エリアス:む、振り向く。
GM:仮面の商人が立ってあなたを見下ろしています
エリアス:「一体、いつの間にここに……。何の用です? わざわざ家に入ってきたからには用事があるんでしょう?」
エリアス:多少強めの口調で……。
GM:商人「もうすぐ鬼が現れる」
エリアス:「鬼? あなたは一体なにを……」
GM:商人「町は滅び、お前の親しいものはみんな死ぬことになる」
エリアス:「なっ……、そんな、何故そんなことがわかるんです!?」
GM:商人「それが運命だからだ」
エリアス:「そんな運命……! 俺は信じない。そんな……」
GM:商人「どうするね?」
エリアス:「決まってる、抗うんだ。抗って、大事なものを守る」
エリアス:「そんな、わけのわからない運命なんかに、奪われてたまるものか!」
紫の野槌 「試すことを恐れてはいけない。未知の世界にのみ存在するものもある。」
<密使の夢>
赤の青龍 「我は槍。戦い、貫き、飛びゆくことが使命なり。折れるを恐れず。」
彼は、ある辺境の町に向かっていた。
彼は、どこにでもいるような若き騎士だった。
彼は、大きな夢をその胸に掲げていた。
そのためならば、どんな犠牲も払おう。
道がどんなに険しくとも。
赤の青龍:「我は槍。戦い、貫き、飛びゆくことが使命なり。折れるを恐れず。」
<仮面の商人の夢>
黒の野槌 「見た目のとおりとは限らない。しばしば、真実は別の場所にあり。」
どうしようもなく醜い顔で生まれた私にとって、美しいものとは永遠の憧憬だ
ならば私の生きる目的はしごく簡単、この世でもっとも美しい女性をそばに置くことだ
だが、ただ美しいというだけではダメだ、身も心も一切の穢れの無い、完璧な美しさでなければ
私には確信がある、一種の予感のようなものだけれども、すぐに出会える、そんな気がする
想像の中のその女性・・・・流れるような金色の髪、私に手をさしのべる
誰にも愛されることの無かった私を抱きしめるために
GM:じゃ、どこかから歌声が聞こえます>ジザさん
ジザ:耳をすまします
黒の野槌 「見た目のとおりとは限らない。しばしば、真実は別の場所にあり。」
<夢占い師の夢>
黄の野槌 「変化とは、しばしば醜きものなり。特に安寧を望む者には苛烈なり。」
夢占い師:お気に入りの風の気持ちいい丘に立っています。
夢占い師:目は見えないので、世界は闇に閉ざされています。
夢占い師:なにものかの声がします。「お前は変わりたいのか?」と
夢占い師:私は「変わりたい」と答えています。
夢占い師:世界は明るくなり、その醜い姿が私の目に飛び込んできます。
夢占い師:私はそのあまりの醜さに気が遠くなりかけますが
夢占い師:その時別の声がします。「これが現実ですよ。目をそむけてはいけません」
夢占い師:私はじっくりと世界を見つめます。
GM:では、最初の声が再度言います「この光る糸が見えるか?」
夢占い師:「その醜い糸がなんだというの?」
GM:「これは運命だ」
夢占い師:「運命... 私にしっかりそれを見せて」
GM:「運命と運命が絡み合い一つの絵を描き出す。」
夢占い師:「私はその絵を見るわ。そのために変わったのですもの」
GM:「おまえにそれを見出すことが出来るかな?」
夢占い師:「わからないわ。でも、私は変われた。私にだって出来ることぐらいあるわ」
GM:「おまえに出来ることは何もない。おまえに出来ることはただ見ることだけだよ」
夢占い師:「見ることが出来るじゃないの。たとえ醜い運命でも私は見ることができるわ」
GM:「しかし、醜いものを見たいと思う者はいない」
黄の野槌 「変化とは、しばしば醜きものなり。特に安寧を望む者には苛烈なり。」
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