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015.見果てぬ夢
 一行はシドから最後の決戦をしようという手紙を受け取る

 

・エルイヴ 指輪 年齢不詳
 アーティクル。自力で空が飛べる(w。

・ティア 山小人 女 157歳
 語り部。南西諸島で海賊と戦っていたとか。

・シュシュ 人間 女 16歳
 家出少女。ディアリスの弟子。新キャラ。

・ディアリス 半妖精 男
 ファラノウムの吟遊詩人。PCたちの後援者。

・ベル 人間 女
 セヴァンの元妻。ディアリスのところで働いている。



<あらすじ>
神様に会いに行ったPCたちは結局、シドという名の人物?が今起きている大戦でデュラを勝たせようとしている陰謀を阻止できたら滅ぼすことをやめようと言われた
そして神の国からファラノウムに帰ってくると40年(※1)近くが経過していた。
 
 
 


<ディアリスとの再会>
GM というところですか
シュシュ はい、アダさんと会ったところですよね?
ティア はい。
GM 違います(笑
シュシュ 違いましたっけ? あ、名前が間違い(汗)
シュシュ ベルさんですね!
GM そうそう
シュシュ とりあえずベルさんに色々聞いてみていいですか? 今、何時くらいですか?
GM まあ、ベルさんに案内されてディアリスさんに再会したところからにしましょうか
GM 時間はもう夜です
シュシュ はい、じゃあ、ディアリスさんに話かけてみます。
シュシュ 「こんにちは、あたしのこと、覚えてますか?」
GM ディアリスさんは半妖精で老化しないので見た目は以前と変わらないように見えます
シュシュ はい、だと思いました(笑)
GM ディアリス「おかえりシュシュ。ずいぶん経ったね」と言ってシュシュを抱きしめる
ティア 「お久しぶりです…になるのでしょうか」
シュシュ 「う、うん、ディアリスさん、えっと、その……お世話になってます!!」何故こんなに感激されているのか記憶がないので少し戸惑いつつ、抱かれます。
GM ディアリス「ティアもほんとうに久しぶりだな」ティアも抱きしめる
ティア 「え、えっと、お元気でしたか…?」
GM ディアリス「しかしずいぶん経ったというのに君たちはまったく変わってないようだな。魔法にでもかけられたのか?」
シュシュ 「あの、ディアリスさん……本当に懐かしいです。エルイヴさんも今はいませんけど、無事ですよ」にっこり
シュシュ 「いえ、その……話すと長くなるのですけど……」
GM ディアリス「ラーシャは?」
シュシュ 「…………ラーシャは……」辛そうに俯きます。
シュシュ 「ラーシャは死にました……」
GM ディアリス「……………そうか」
シュシュ 「はい……でも、おかげでわたし達は神と会ってきました。と言っても信じてはもらえないですよね?」
GM ディアリス「…ほんとうに会えたのか………それでどうなりました?」
シュシュ 「はい。神は世界を救うのに、条件を1つ出してきました」
GM ディアリス「ふむ」
シュシュ 「シドさんのやろうとしていることを阻止して、デュラの大陸統一を防ぐことです。もしデュラが大陸を統一したら、世界は神によって滅ぼされます」
GM ディアリス「そうか…」
シュシュ 「はい。あたし達は、何としてもシドさんの野望を食い止めようと思ってます。現在の状況を教えてもらえませんか?」
シュシュ 野望というのは変かな?
GM ディアリス「そうだな」
シュシュ 「はい。現在、この国はどうなってますか?」
ティア 「私たちはその条件を聞いて戻ってきたらここにいたので現在の状況がまったくわからないのです」
GM ディアリス「ファライゾンのほとんど主要な都市はすべて攻め落とされ、最後の決戦のためにデュラ軍は集結しようとしているらしい。その数は100万を越えるとか」
シュシュ 「そ、そんな! じゃあ、状況は絶望的なのですか?」
GM ディアリス「絶望的だ。残念ながらその神様とやらの言う条件は放っておいてもどうしようもなさそうですね」
シュシュ 「シドという人物については心当たりはないですか……?」
GM ディアリス「いや、知らないな…」
シュシュ 「そのシドさんを倒せば、ひょっとしたら、状況が打開できるのかも?」
シュシュ 「倒すというか、説得できたら、それが一番ですけど……」
GM ディアリス「そんなことはないだろうな。たかが一人をどうこうしただけで状況が覆るはずもない…」
GM ディアリス「ふう…」
シュシュ 「でも、神がわざわざシドさんの名前を出してきたということは、何かシドという人物がこの戦争の重要なキーを握っているような気がしますけど?」
シュシュ 「どうなされました? ……って、すみません、突拍子もない話をしてしまって……」
GM ディアリス「何はともあれお疲れさま。今日はゆっくり休んでくれ。」
シュシュ 「はい。休ませてもらいます。有難うございます」ぺこり
GM ディアリス「結局、神が救ってくれるなんていう都合のいい話はなかったか…」
シュシュ 意味深ですね……(汗)
シュシュ 「はい。でも、神は世界を救うヒントはくれました。あとはその……あたし達はあたし達の出来ることをしますから」
シュシュ 「それでは、失礼します」と下がります。
GM ディアリス「うん」
GM ディアリスは竪琴を奏でている
ティア 一緒に下がります。
シュシュ えっと、しばらく部屋の外でその曲に聞きほれています。
シュシュ ティアさんが先を促さない限りは、曲を聞いてます。
シュシュ ティアさんでなくても、誰かが促さない限りは。
 
 
 


<見果てぬ夢>
シュシュ しばらくしたら、じゃあ、部屋に戻ります。それでティアさんと相談します。
シュシュ 「えっと、これからどうしようか? とりあえず明日は町にいって、買い物をしてこようよ」
ティア 「そうですね…あとは情報収集ですか? 有効な情報があるかはわかりませんけど…」
シュシュ 「とりあえずシドさんについて調べるしかないね。明日は、早速手分けして、情報収集と買い物をしてこよう」
ティア 「わかりました」
シュシュ じゃあ、とりあえずゆっくり眠ることにします。
GM 寝るなら夢見で振ってください
シュシュ あ……ディアリスさんのイメージを調べてみればよかった……。まあ、明日でもいいか。
シュシュ (ダイス機能)1D100 = 56 = 56
ティア (ダイス機能)1D100 = 64 = 64
シュシュ 夢は見なかったです。
ティア 見ませんでした。
GM なにー
GM シナリオ上重要なので見たことにしよう(笑
シュシュ はい(笑)
GM 歌が聞こえます。内容はちょっと待て
GM ディアリスさんの声ですが
 
夢は稔り難く

敵は数多なりとも

胸に悲しみを秘めて

我は勇みて行かん



道は極め難く

腕は疲れ果つとも

遠き星をめざして

我は歩み続けん


 
これこそは我が宿命

汚れ果てし この世から

正しきを救うために

如何に望み薄く 遥かなりとも
 


やがて いつの日か光満ちて

永遠の眠りに就く時来らん
 


たとえ傷つくとも

力ふり絞りて

我は歩み続けん
 


あの星の許へ

ゆめはみのりがたく

てきはあまたなりとも

むねにかなしみをひめて

われはいさみてゆかん


 
みちはきわめがたく

うではつかれはつとも

とおきほしをめざして

われはあゆみつづけん


 
これこそはわがさだめ

けがれはてし このよから

ただしきをすくうために

いかにのぞみうすくはるかなりとも
 


やがていつのひかひかりみちて

とわのねむりにつくとききたらん
 


たとえきずつくとも

ちからふりしぼりて

われはあゆみつづけん
 


あのほしのもとへ
 
(福井峻訳「見果てぬ夢」<騎士遍歴の唄> 1985刊 「ラ・マンチャの男」パンフより)
 
 
GM 適当な感情を1D10増やして「歌」の霊縁カードを1枚得ます
シュシュ (ダイス機能)1D10 = 9 = 9
シュシュ 慈しみを増やします。
ティア なんだろ…慈しみかなぁ。
ティア (ダイス機能)1D10 = 2 = 2
 
 
 


<助けを求める人々>
GM で、翌朝です
シュシュ あ、はい。
シュシュ じゃあ、街に出ます。
GM ふむ
シュシュ まず買い物からしますね。
GM 家を出ようとすると屋敷の周りに人が集まっています
シュシュ じゃあ、出ようとして出るのをやめて、近くの使用人に尋ねます。
シュシュ 「あの、何かあったのですか?」
シュシュ 「人が集まっているみたいですけど?」
GM 老人が言います「あなた方が神の国へ行かれたとか?」(※2
シュシュ 「え、えっと、誰からその話を聞いたのですか?」
シュシュ 人々は敵意を持っているように見えますか?
GM 老婆が言います「それで神は助けてくださるのですか?」
シュシュ 「神は我々が助かる可能性をくださいました」
GM 老人「それはどのような?」
シュシュ 「我々自身の手でデュラの侵攻を止めたら、世界を救ってくださると……。そのために色々貴重な情報をいただきました。この情報を元に、あたし達はデュラの野望を止めるつもりです」……嘘は言ってないはず。
GM 老婆「いったい誰がそんなことができるというんですか?」
GM 老人「神様がデュラを止めてくれるのではないのか?」
シュシュ 「誰がそんなことできるのかはあたしにも分らない。でも、デュラを止める可能性があることは保障します。だから、絶望しないでください。神様自身がデュラを止めることはないけど……神様はあたし達に希望をくれました」
シュシュ 嘘じゃないよね……(汗)
ティア ええ、嘘はついてないと思います。
シュシュ でも、微妙……(汗)
GM 老婆「そんなうすっぺらい希望のどこが希望なんだね。嘘つきめ」
シュシュ きゃあ(汗)
GM 老人「今までいったいあなた方は何を遊んでたんですか?人々が戦っていたというのに」
シュシュ 「あたし達は今まで戦ってきました。別の場所で戦ってきました。」
GM 老婆「うそつきめ!うそつきめ!」石をぶつけてくる
シュシュ 「仲間に犠牲を出しつつも、戦ってきたんです。そして、やっと神様に会うことが出来た。次はデュラの侵攻を防ぐために戦います!」石にうたれながらも必死に叫びます!
GM 人々は石を雨あられとぶつけてきます
ティア 「…シュシュさん、ここは下がったほうがいいのでは」
シュシュ どうしよう……とりあえずこのままだとディアリスさんに迷惑がかかるし……。
シュシュ 「そうだね、一旦下がって、裏門から抜け出よう」
GM うむ
 
 
 


<情報収集>
シュシュ ディアリスさんに一応挨拶しておきます。このままだと迷惑がかかりそうですし。
GM うむ
シュシュ 「あの、あたし達は変装して町に出かけます。変装道具を貸してもらえませんか? それであたし達が何処にいったか聞かれたら、シュシュ達は戦いにいったと伝えてください。街で宿をとって、落ち着ける場所が出来次第、連絡します」
シュシュ って感じでいいかな?>ティアさん
ティア あ、はい。すみません、セリフほとんど任せてしまって…
シュシュ じゃあ、ディアリスさんに以上のことを告げます。
GM うむ
GM ええ、町で情報収集&買い物?
シュシュ じゃあ、変装して、街にいって、情報収集と買い物をします。
シュシュ まず買い物を先にしたいのですけど?
GM 買い物は適当に。情報収集は何を調べますか?
GM 何か特別なものを買いたいとかあります?
シュシュ スフが欲しいです。
GM 良いですよ
GM お金さえあれば
シュシュ じゃあ、買っておきます。お金はエルイヴさんから預かってきています。
シュシュ あとはちょっとキャラクターシートをいじってますので、待ってください。
GM 了解
シュシュ はい、買い物終了しました。
シュシュ ティアさんは買い物は終りました?
ティア はい。
シュシュ じゃあ、情報収集ですけど……とりあえずえっと、ファライゾンって、傭兵とか雇っていたりします? 傭兵とか集まりそうなところってあります?
シュシュ 武器屋とかに集まったりとか?
GM 徴兵してますよ
シュシュ じゃあ、とりあえず今夜の宿を探しつつ、宿屋の人から話を聞きます。
シュシュ とりあえず戦争についての噂を聞いてみます。
GM もう世界は終わりだ、というような話が聞けますがw
シュシュ 街の人は絶望している感じなのですね? ちなみにあたし達の噂も聞いてみます。
シュシュ 誰が神と会いに行った話しをもらしたのか、聞きたいですし(笑)
シュシュ あ、勿論、正体は隠したままで、シュシュやティアさんについて聞いてみます。
GM わりとみんな昔から知ってて、最近そこに行って帰ってきた者がいるとかなんとか
シュシュ シドさんについて知っている人はいないのかな? やっぱり占い師に聞いた方がてっとり早いのかな? えっと、ティアさんはどう思います?
ティア ああ、占い師に聞くという手が…とにかくシドの情報を手に入れないとと思いつつ方法が浮かんでませんでした…
シュシュ とりあえずわたしの考え付くのは、情報の集まりそうなのは、神殿と図書館と酒場くらいかな?>ティアさん
ティア そうですね…私は他に思いつかないです。
シュシュ とりあえずこのままじゃしょうがないですし、片っ端から当たってみましょうか?
ティア そうですね。
シュシュ 駄目だったら、ディアリスさんに他の人にバレないようにこっそりもう一度連絡をつけてみましょう。
シュシュ それでも駄目だったら、真実の瞳かな。
シュシュ あ、あと、宿屋では、ディアリスさんの噂も聞いてみます。
シュシュ といいますか、まとめましょう。
シュシュ えっと、あたし達の泊まっている宿屋、図書館、神殿、酒場をそれぞれ回って、シドさん、デュラ軍の動き、ディアリスさん、あたし達に関する情報を集めてきます。
シュシュ それで一日が終ると思いますから、そうしたら、宿屋に一泊して、次の方針を決めます。
シュシュ あ、ディアリスさんには泊まっている場所は連絡しておきます。
GM 何か判定で良さそうな技能とかありますか?
シュシュ 能力なら愛嬌。技能なら古代学と歌唱があります。歌唱で歌を披露して、吟遊詩人とかから噂を聞くとか出来たらしてみたいです。
シュシュ ティアさんは?
ティア 特に情報収集に役に立ちそうなのはないです。
GM まずシドについてですが、何もわかりません
シュシュ えっと、もう1つ、思いついた手としては、これで分らなければ、人探しの魔法を作ってみましょうか?>ティアさん
GM デュラ軍の動きは、ファライゾンの西部に集結しつつあり、近々決戦ではなかろうか
GM ディアリスさんについては人々の心を癒すためにもうすぐ演奏会があるとかなんとか
シュシュ うわ……(汗)>演奏会
ティア ああ、儀式魔法でイメージを作れるんでしたっけ。
GM PCたちについてはさっき聞いた程度
GM で、あと古代学+感覚で振ってみてください>シュシュさん
シュシュ はい、儀式魔法でイメージ作れます。
シュシュ (ダイス機能)2D10+21 = (6+8)+21 = 35
シュシュ あれ? 重いなあ……(汗)
シュシュ はい、35です。
GM じゃあ、デュラの進行を食い止めるために、禁じられた古代の神の力を宿した宝物が使われるのではなかろうかという噂がその筋のことに詳しい人らの間で話されてるのを聞きます
シュシュ うーん、もしかして、シドさんはそれを狙ってくるなんてことないかな?>ティアさん
ティア どうでしょう…
シュシュ えっと、じゃあ、一旦宿に戻って、ティアさんと相談します。
シュシュ えっとじゃあ、明日は占い師にあってから、儀式魔法で人探しの魔法を作って、シドさんが何処にいるか探ってみますか?>ティアさん
シュシュ 占い師が探し当ててくれるなら、それにこしたことはないですし。
ティア そうですね…
シュシュ じゃあ、今日は宿で一旦休みます。お金は消費しないと駄目ですよね?>GM様
GM そうですね
シュシュ 宿のランクはどのくらいがいいですか?>ティアさん
シュシュ わたしとしては料亭くらいでいいかな、と思いますけど?
シュシュ あ、旅亭の間違いです(汗)
ティア いいと思います。
シュシュ じゃあ、銀貨一枚消費しておきます。
ティア 私も消費しておきます。
GM ういす
シュシュ あ……ディアリスさんに古代神の宝物について聞いてみても良かったかな……? 明日は調査を分担しましょうか?>ティアさん
 
 
 


<手紙>
GM 翌日で良いかな?
シュシュ はい、翌日でいいです。
GM 翌日
ティア スィーラの守護の話は前に聞いてるんですよね…詳しいことは知らないんですけど。
シュシュ ティアさんは占い師とディアリスさんに当たってもらえませんか? わたしは儀式魔法の準備をします。
ティア わかりました。
シュシュ スィーラの守護についても集めた方がいいのかな? えっと、そっちはまかせます。
シュシュ じゃあ、そのように分担して情報収集に当たります。>GM様
GM どうします?>ティアさん
ティア とりあえず占い師にシドのことを聞いてみてからディアリスさんに古代神の宝について聞く、でいいんですよね。
GM 占い師から行きます?
ティア はい。
GM 占い代は銀貨1枚で
ティア はい、払います。
GM 占いの結果は「西方に気配あり。いずれ便りがあるであろう」
ティア 便りか…
GM それから?
ティア ディアリスさんに会いにいけますか?
GM じゃ、会いに行った
GM ディアリス「なにかな?」
ティア 「デュラ軍の侵攻を食い止めるために古代の神の力の宿った宝物を使うのではないかという噂を聞いたのですがそれについて何か御存知ではないですか?」
GM ディアリス「そうそう手紙を受け取ったのだが…エルイヴ宛なのだが見るかね?」
GM ディアリス「イーヴォの破壊石か」(※3
ティア 「えっと…見てもいいんですか? イーヴォの破壊石というんですか」
GM ディアリス「黒い鳥が運んできたとかで。いちおう見させていただきました」
 
エルイヴよ。
メーヴィス(※4)の神殿にて待つ。
最後の決着をつけよう。
期限は*月*日までだ。
残された時間は少ないぞ
 
         −シド−
 
GM *月*日というのは4日後
ティア 「メーヴィスの神殿とはどこにあるのか御存知ですか?」
GM ディアリス「ファラノウムの西の山脈の南方にある神殿ですね」
ティア 「ここから行くのにどれくらいかかるでしょう?」
GM ディアリス「ギリギリでしょうか。しかし・・・」
GM ディアリス「3〜4日くらいかかります」
ティア 「そうですか…詳しい道を教えていただけますか?」
GM ディアリス「それはいいですが、最後の決戦というからには向こうは準備万端でしょうね」
ティア 「そうですよね…」
GM ディアリス「あなた方に力を貸してくれそうな人たちに声をかけてみましょうか?」
 
シュシュ 儀式魔法で転移の魔法を作れば、一瞬でいけるんじゃないかな?
シュシュ と、わたしはここにいないから、とりあえず沈黙〜。
GM 転移で行くのはいいが向こうに100人くらいの軍隊がいてそのど真ん中に出たときはどうするのだ?w(※5
GM 100人とか1000人とか
シュシュ うわ……やっぱり地道に移動した方がいいですね(汗)
 
ティア 「できるならお願いします」
GM ディアリス「わかった」
GM ディアリス「このあとはどうするのかな?」
GM ディアリス「とりあえず私はその心当たりの方に行ってみるので失礼するよ」立ち去る
ティア 「ありがとうございました」私もシュシュさんのところに戻ります。
 
 
 


<真実の瞳>
シュシュ じゃあ、儀式は一旦中断しようかな。もう必要ないですし。
GM 合流かな
シュシュ はい、合流です〜。
シュシュ 「うん……そういうことなら、ディアリスさんと連絡がつき次第、決戦の場に急ごう!」
ティア 「それまでにエルイヴさんが戻ってきてくれるといいんですけど…」
シュシュ あ、誓いを立てようかな?
シュシュ 神との賭けに勝つという誓いを立てるのは可能ですか? 剣に?
GM 可能です
GM 剣はアーティクル?
シュシュ じゃあ、その誓いをたてます。剣はアーティクルです。6点かけます。
GM あとはディアリスとこのあといかにして連絡をつけるのか?w
GM ういす
GM あとは真実の眼を使うかどうか?とかw(誘導)
シュシュ 泊まっている場所は知らせてますので、向こうから連絡が入るような気がします。しばらく待って連絡がないなら、裏口からディアリスさんの屋敷に戻ります。
シュシュ 真実の瞳はシドさんの真の名前がエルイヴさんと同じかどうか探るために使おうと思っていたのです。
GM ほほう
ティア この誘いが罠でないという証拠はないのか…でも一応占い師も西にいるって言ってたしなぁ…
GM いずれにせよ今日のセッションで1回使えます
シュシュ あ、わたしの考えではなくて、エルイヴさんの考えなのですけど。とりあえずそれを試してみますね。シドさんの真の名前が分れば、有利になりますし。ティアさんもそれでいいですよね?
ティア はい。
シュシュ じゃあ、それでお願いします。
GM ティアさんの話ではこの誘いが罠かもしれないのを確認するのも良いかも、ということでは?w(※6
シュシュ じゃあ、どうしよう……。そうですね、罠かどうか、確認しようかな? はい、そっちにします!
シュシュ じゃあ……
GM 次のセッションでも1回使えますけど…
GM 本当にそれでいいのかな?w
ティア うう、迷うな…(笑)
シュシュ 悩ませないでください〜(汗)
シュシュ 悩みますよ(笑)
シュシュ でも、罠なのは分りきってますし、一か八か、真の名前について聞いてみましょうか?>ティアさん
GM まじめに考えるなら結果がわかったらそのあと何ができるか?とか結果が最悪だったらどうするか?とかその辺を検討すると良いかも
GM 事前に
ティア 真実がわかるってイエスかノーかでないといけないということはないんですよね?
シュシュ はい、そうです。
GM イエスかノーかですよ
シュシュ じゃあ、ええい、罠かどうか聞きます。真実の名前は、どっちにしても、エルイヴさんがいない今聞くのは不自然な気がしますし。
ティア だったら聞くとしたらシドの真の名がエルイヴさんと同じかどうかか確かにシドがメーヴィスの神殿で待ってるかどうかか…
GM 罠かどうかというのは絶対罠だと思うんだけどw
シュシュ シドさんの居場所は8時間かければ、儀式魔法で調べることが出来ます。
シュシュ 8時間なんてかけてられないですね……。
GM シドの誘いに載って行くことが世界を救うために正しい行動なのかどうか?なら聞く意味があるかもw
ティア まあディアリスさんの連絡がいつあるかにもよりますけど…
ティア そうですね、呼び出しを無視した場合悪い結果になるかどうかもわからないのか…
シュシュ あ…はい、じゃあ、そのことを聞いてみます。
シュシュ じゃあ……
シュシュ 「シドさんの誘いに乗ることは世界を救うために正しい行動なのかどうか、今から調べてみる。あたしの瞳の力でね」と三つ眼の力を解放します。
GM 名前を聞く方は、「違う」と出た場合もう1回質問しないといけなくなるかな?w
GM それで良い?w
シュシュ はい、いいです(きっぱり)
ティア 真の名前はなんですか、と聞いたら答えてくれるならいいんですけどね…(笑)
シュシュ それは便利すぎますよ(笑)
 
GM では、“間違いである”と真実の瞳は告げますw
 
シュシュ うわ……(汗)。予想もしてなかったです(汗)
GM どうしますか?(笑
シュシュ じゃあ、儀式魔法を使って、シドさんの位置を調べるのを再会します。八時間儀式します。
ティア うわ、ホントだ、結果考えておかないと真剣に行動迷いますね…
GM どうぞ
シュシュ ティアさんはディアリスさんから連絡が来たら、話を聞いて置いてください。
ティア はい。
シュシュ 八時間の儀式が終る前にディアリスさんから連絡ありません?
 
 
 


<子供たち>
GM 夜になってディアリスが宿に来ます
ティア ここを離れるべきではないってことなのかな…?
シュシュ 儀式魔法の完成とどっちが早いですか?
GM ディアリスさんの到着のが早いです
ティア でも手勢まで集めてもらっていまさら行かないとも言えないか…
シュシュ じゃあ、あたしは儀式してます〜。
GM ディアリスさんと鎧を着た壮年の男が現れます
GM ディアリス「とりあえず話はつけてきたが…」
ティア 「どうなりました…?」
GM 男「お久しぶりです。ティア様」
ティア え、知ってる人ですか?
GM うーむ知らない気がするけどひょっとすると知ってるかも
GM 男「お忘れですか?ずいぶん経ちましたし私も成長しましたしね。ロムです。あなたはまったく変わられませんね」
ティア 「すみません、まったく…」
GM ロム「アーサーもコナンもメナもみんなあなた方の手助けをしたいと張り切っておりますよ」と言いつつティアさんの手を握る
ティア 「ありがとうございます…」
 
 
 


<メーヴィスの神殿>
GM で、儀式の方はどうなるんでしたっけ?>シュシュさん
シュシュ はい、青(水の力)+緑(精神)+蝶(知らせ)+ランプ(知的洞察)で水鏡に現在シドさんのいる場所を映し出す魔法を作りたいです。
GM んじゃ霊感で25かな
GM 感情消費は2D6
シュシュ えっと、儀式魔法の場合は感情でRRじゃなかったでしたっけ?
シュシュ イメージの枚数×10の感情のRRのはずです。
GM うむ
シュシュ それに儀式一時間ごとに達成値に+5出来るはずです。
GM じゃ40ですか
シュシュ 消費する感情はいつくしみでいいですか?
GM ファンブルしなければ成功ですね
GM 慈しみねえw
シュシュ はい、じゃあ、ふってみます。
シュシュ 世界を慈しんでいるので、シドさんを是非探したいという感じです!
GM 慈しみにするなら蝶を百合とかにした方が良いかな?あるいは緑を城にする
GM
シュシュ はい……青+白+ランプ+百合にします。
GM うむ
GM じゃ、判定どうぞ
シュシュ じゃあ、振ります。
シュシュ (ダイス機能)2D10+55 = (9+7)+55 = 71
GM 感情消費してください
シュシュ 6時間の儀式で足りましたね(汗)
シュシュ (ダイス機能)2D6 = (2+5) = 7
GM で、形成魔法を保持するのに霊感の判定
シュシュ 減らしました。現在値
シュシュ 6です。
シュシュ (ダイス機能)2D10+11 = (6+1)+11 = 18
シュシュ そっちは失敗です
GM うむ
シュシュ 場所だけ分ればいいですから(笑)
GM そうですな。どこかの神殿に黒いローブの人影が立っている映像が見えます
シュシュ ディアリスさん達にもその映像を見せます。あと、古代学でチェックします。
シュシュ 「この神殿の場所、何処だか分りませんか?」
GM 目標30かな。感覚+技能で
シュシュ (ダイス機能)2D10+21 = (7+1)+21 = 29
シュシュ うわ……(汗)
シュシュ 1足りない……。
GM そうかもしれないけどそうでないかもしれないw
シュシュ うーん、つまりは分らないということですね……。
GM ディアリス「うむ。その神殿はメーヴィスの神殿に間違いないと思う。そこに剣を持った彫像が見えるだろう」(※7
シュシュ 「はい。じゃあ、やっぱりシドさんはメーヴィスの神殿にいるのですね……」
GM ディアリス「そのようだね。何か問題が?」
シュシュ 「実はあたしには記憶と引き換えに、真実を見抜く力をもらったのです。その瞳の力を発揮した結果、ここに行くのは間違いだということが分ったんです」
シュシュ 「だから、ここにいかないで、何とかシドさんの目的を探り出す方法を試行錯誤しています」
GM ディアリス「ほほう」
GM ディアリス「君は間違っているからやめるのか?」
シュシュ 「うーん……あたしが間違うと、世界が滅びるかもしれないのですよ? かかっているのはあたしの命だけじゃないです!」
GM ディアリス「エルイヴはこう言っていたよ。『間違っているから、できるからやるやらないという問題ではない』」くすくす
シュシュ 「……エルイヴさんが? ……でも、この行動は明らかに間違っています。何かあるんです、何か見逃している要員が……」
GM ディアリス「君たちはそもそも神様に逆らっているんだろう?いったい何が信頼できるというんだね?」(※8
シュシュ 「あ……! そうですね、じゃあ、ディアレスさん、1つお願いできますか?」
GM ディアリス「何かな?」
シュシュ 「あたし達がここで死んだ場合でも、幸いなことにエルイヴさんがまだ生き残っています。ディアリスさんはディアリスさんなりに世界を救う方法を模索していると前に言った、とエルイヴさんから聞いたことがあります。でもあたし達が倒れた場合、出来れば、これからもエルイヴさんなり方法で世界を救うのにも、協力してあげてください。お願いします」
GM ディアリス「そうだな」
GM ディアリス「協力できる範囲でなら協力しよう」
GM ディアリス「世界を救いたいというこころざしは同じだ」
シュシュ 「有難うございます。じゃあ、あたし達は出発します。お互いに頑張りましょう。世界の皆を救うために!」
シュシュ 「あ、って、今は夜ですね、明日の朝、出発します」
GM ディアリス「わかった。健闘を祈るよ。」
シュシュ 「じゃあ、旅の準備がありますから」
GM ロム「明日の朝町の西の門のところで合流しましょう」
シュシュ 「はい」
GM ディアリス「それでは。」
GM ディアリスたちは帰って行きます
シュシュ 「はい、また会いましょう」
シュシュ 見送ります〜。
ティア 「いろいろありがとうございました」
 
 
 


<子守唄>
シュシュ じゃあ、朝になったら、出発します。
シュシュ で、いいですよね、ティアさん?
ティア はい。
シュシュ 何か準備とかあります?
シュシュ あ、眠るなら、夢を見たか判定したいです。霊縁カードが欲しいので。
GM どうぞ
シュシュ (ダイス機能)1D100 = 46 = 46
シュシュ 弓を見ました。カード、もらっておきます。
シュシュ 弓じゃなくて、夢(汗)
GM ティアは?
ティア 振ってみます。
ティア (ダイス機能)1D100 = 53 = 53
ティア 見ませんでした。
GM シュシュは夢を見ます
GM どこかで子守唄(※9)を女の人が歌っている夢です
シュシュ はい。>ティアさん
シュシュ あ、間違い(汗)
GM 適当な感情を1D6増やして「風」の霊縁カードを1枚得ます
シュシュ 女の人は知り合いですか?
GM 知らない人かな
シュシュ じゃあ、慈しみを増やします。
シュシュ (ダイス機能)1D6 = 1 = 1
 
 
 


<出陣>
GM で、翌朝町の西門に行くと大勢の武装した兵士たちが待っています
GM (ダイス機能)3D6 = (5+2+1) = 8(※10
GM 人数は80人ほど
シュシュ 一応、変装はまだしていることでいいですよね?
GM いいですよ
GM ロム「お待ちしておりました」
シュシュ じゃあ、ロムさんに……「あの兵士達は何をしているのか分る?」
GM ロム「私の仲間と部下たちですよ。敵には大部隊が待っているかもしれないそうじゃないですか」
シュシュ うわ……(汗)
シュシュ 目立ちすぎないかな?>ティアさん
シュシュ 「うん、頼もしいよ。有難う」と一応言っておく(笑)
ティア どうせむこうはこちらの行き先はわかってるわけですし…大丈夫じゃないかなぁ…多分…?
GM ロム「それでは出発しましょう」
シュシュ ですね、じゃあ、このままごーしますか!
シュシュ 「うん、出発しましよう。宜しくお願いします」
シュシュ えっと、じゃあ、真っ直ぐ神殿に向かいます
GM 3日後に神殿に着きます。
GM 神殿は石造りの神殿で
シュシュ はい。
GM 状況は予想通り敵の大部隊が駐屯しているという感じで
GM (ダイス機能)2D10 = (4+6) = 10(※11
GM 敵の数は500くらい
シュシュ うわ……(汗)
ティア 目、大きいですね…
GM 平均ですよw
ティア あ、ホントだ、2D6と思ってました(笑)
シュシュ これは正面突破は駄目ですね……。何かこっそり潜入した方がいいのかな〜。と、とりあえずこれが次回の相談の課題かな。
GM ロム「予想通りですな。敵はでかい方が良い」と言って笑う

 

 

つづく

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※1「40年」
 40年後というのはイーヴォ暦1549年を想定している。大戦の趨勢が決まった年である。

※2「あなた方が神の国へ行かれたとか?」
 PCたちが神の国へ行ったという話はディアリスの家で育った子供たちが話したせいで多少知れ渡っていた、ということにしている。で、別に隠れて帰ってきたわけでもないので帰ってきた様子も見られていた、ということにしている。

※3「イーヴォの破壊石」
 デュラ軍を壊滅させたという伝説の石であるが、「慈しみ」の神の名を冠した「破壊」とは、なかなか意味深いねw。

※4「メーヴィス」
 「第1部:004 ネロ」参照。

※5「転移で行くのはいいが向こうに100人くらいの軍隊がいてそのど真ん中に出たときはどうするのだ?w」
 まあ、相手の様子を探った上で突入という手はある。奇襲効果としては極めて有効だ。ただ退路の確保が少々難しいのだが。

※6「ティアさんの話ではこの誘いが罠かもしれないのを確認するのも良いかも、ということでは?w」
 こんなフローが考えられる。
 1.「真の名が同じかどうか?」
 1−1。YES
 1−1−1.終了
 1−2.NO
 1−2−1.このあと有効な質問はほとんどない

 2.「この誘いに乗って行くのは世界を救う上で正しいことなのかどうか?」
 2−1.YES
 2−1−1.安心して全力で戦いに勝つことだけに専念できる(終了)
 2−2.NO
 2−2−1.誘いに乗って行かない場合、「残り時間は少ないぞ」という脅迫によって引き起こされる被害は何であろうか?また、その対策としてできることは何か?
 2−2−1−1.対策について内容を考えて再質問することが出来る。この質問は有益である
 2−2−2.誘いに乗って行くのは誤りであるとしても、シドを倒す/封じるのはいずれにせよいつかはやるべきである。「誤りである」と告げられた場合、行くことに何らかのペナルティが課せられると考えるべきである
 2−2−2−1.そのペナルティとは何か?挽回可能なものであるか?
 2−2−2−1−1.対策について内容を考えて次のセッションで再質問することが出来る。この質問は有益である

 ちなみにもう少し賢いPLであれば

「2.の質問でYESの答え(2−1)の場合、あっさり終わってしまって話にひねりがない。このいぢわるなGMなら(笑)絶対ひねって先に考えどころの発生するNO(2−2)という答えをするであろう。であるならば、ここはわざわざ質問しなくても回答がわかっているわけで、質問するだけ無駄である。それなら先読みして2−2−1の質問か、2−2−2−1の質問をいきなりした方が効率がいいだろう。で、結局実際に対策をしなくてはならない事項は

・「シドによって引き起こされる災い」
・「シドを倒す機会と方法」

の2つだけである。シドを具体的に倒す方法というのは、いかにして戦闘に勝てるようにするかを考えれば良いので、それはデータを見て戦術を練ればいい話でわざわざ質問するまでもない。シドを倒す機会があるかどうかについては「シドによって引き起こされる災い」の対策をすればいずれにせよ遭遇する確率は高いと考えられるし、そもそも神から与えられた試練というのはシドを倒すことではなくて、世界を滅ぼす陰謀を阻止することであったはずだ。ならば「シドによって引き起こされる災い」の対策をした方がいいかもしれない。しかし、シドを倒さないと問題は根絶されないわけで、ここは考慮の余地がある。」

とか考えて一足飛びにその辺の質問をするもんだと思うのだがw。

※7「そこに剣を持った彫像が見えるだろう」
 そもそも、ディアリスが何でそんなに詳しいところまで知っているのか、怪しさ爆発である(笑。よく見ると今回のディアリスの行動はかなり怪しい。突っ込まれるかと思ってひやひやしたのだが誰も突っ込まなかったw。だいたいこういうときは「まったく疑ってもみなかった」といつもいつも言われるのだが、しかしディアリスと対立することになるかもしれない…というのはずーっと前から匂わせ続けていたはずなんだが何も考えていなかったのかw。

※8「君たちはそもそも神様に逆らっているんだろう?いったい何が信頼できるというんだね?」
 ここでPLがディアリスのことを疑っていたのであれば

・長年お世話になったディアリスを、たとえ誤りであったとしても信用することにして、その勧めに従って出発する。誤りによるペナルティは甘んじて受ける。GMの言葉は疑う(笑
・「真実の瞳」をプレイしているGMの公平さは信じることにし、ディアリスというNPCの言葉は今回に関しては従わないことを表明する。

の2択になってわりと面白かったと思うのですが、気付いてないなら無意味かなw。

※9「子守唄」
 同じ子守唄である(謎)。伏線を張っている。

※10「3D6 = (5+2+1) = 8」
 PCたちの人望で3D6×10人の味方がついてくる、ということにしてあった。

※11「2D10 = (4+6) = 10」
 敵は2D10×50人いるということにしていた。わざわざ敵地に乗り込んで陣を張るので多めに。