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1.発端


<1−0.キャラメイク>

P1:リプレイ製作のためにセッションをやろうか・・・・(笑)

P2:今?

GM:(笑)

P1:今は無理!!(笑)

P2:違うのか(笑)

P1:もうちょっと人数いて混沌としていた方が・・・(笑)

P2:てっきり今からかと(笑)

GM:今からでもいいですね♪

P1:近いうちにしようかなぁ・・・誰かにGMやらせて(笑)

P1:今から!?GMさんGMを・・・(笑)<他力本願

GM:いや、私はてっきりP1さんがマスターしてくれるのかと思ってましたよ(笑)

P2:同じく(笑)

P1:P1GMNO!ネタガアリマセーン!!(笑)

P1:短いセッションにしないといけないからよけいに・・・(笑)

GM:一発ネタですな…

P1:4〜5時間で終るようなのってなかなかないですよねぇ・・・

GM:深刻な心が寒くなるようなネタならあるよ(笑)

P2:うあ

P1:ど、どきどき!!(笑)

P2:今?(笑)

P2:なにか、おなかを満たせるものを探してきます

GM:考え中

GM:まじで今からやりますか?今日中には終わらないけど

P2:是非

P1:やりたいです〜Vv

GM:じゃあ、ルールはFFで世界はユルセルームということで…

P2:ルール知らなくても平気ですか?

P2:ていうか、FFってなに?

P1:うい!!今度こそ運が高いといいな…(笑)

GM:能力値を決めてください。技術点=1D6+6、運点=1D6+6、体力点=2D6+12です

P2:うい

P2:前2つが技術と運

P2(ダイス機能):1d6+6 = 2+6 = 8

P2(ダイス機能):1d6+6 = 1+6 = 7

P2(ダイス機能):1d6+6 = 1+6 = 7

P2(ダイス機能):1d6+6 = 5+6 = 11

P2:技術8、運7、体力18です

P1:いきます

P1(ダイス機能):1D6+6 = 1+6 = 7

P1(ダイス機能):1D6+6 = 5+6 = 11

P1:・・・・・う、うんは高いぞ!!(泣)

P1(ダイス機能):2D6+12 = (4+6)+12 = 22

GM:キャラ名を決めてください

P2:漢字ですか?カタカナですか?

GM:世界はユルセルームという名前のファンタジー世界。場所はフェリアという名前の町にいます。

GM:カタカナです

P2:リィン イミディアです

GM:最近戦乱が起きていて、そのうちこの町にも西のデュラの軍勢が攻め入ってくるのでは?という噂が広まっています…

P1:名前はセラータかな

GM:性別&年齢は?

P2:年齢って下はどれくらいです?

GM:まあ、12歳くらいということにしようか

P1:ん〜っと…

P1(ダイス機能):123男456女 1D6 = 5 = 5

P1(ダイス機能):3D6+7 = (1+3+1)+7 = 12

P1:12歳!?

P2:

P2:14才女にします(笑)

GM:了解

P1:お子様〜's(笑)

P2:(笑)

GM:判定方法ですが、例えば「技術で難易度4」と言ったら2D6+4で技術点以下で成功、ということにします

P2:ふむふむ

セラータ(秘密通達):うい

セラータ:うい

GM:あと、「運試し」と言ったら2D6で「運点以下」で成功。成否に関わらず運点−1です

リィン:ほえほえ

GM:戦闘ルールは技術点の対抗ロールで勝ったら相手に2ダメージ。

GM:戦闘の際運試しすると自分へのダメージを減らしたり相手へのダメージを増やすことが出来ます

リィン:ほえほえ

GM:詳しくは戦闘になったら説明します(笑)

セラータ:ういです

GM:とりあえずセラータ&リィンは知り合いということにします。フェリアの町にいるのですが、どのようないきさつでこの町に来たか決めてください。

リィン:どんな町ですか?

GM:文化的で綺麗な町です

リィン:フェリアって、某フェアリーもどきは関係ないですよね?

GM:人間の町です。妖精族も時々います。

リィン:ふむふむ

セラータ:うーん、どうします??

リィン:いきさつ・・・ねぇ

セラータ:お子様2人で物見遊山な旅をしてる??(笑)

リィン:かもしれず(笑)

GM:近くに大きな湖があって水龍がすんでいると言われています

セラータ:あ、所持金はどのくらい持ってます??

GM:所持金・・・

GM:金貨1D6枚

GM:旅ということはどちらから来たんでしょう?

リィン:どちらでしょうねぇ・・・?

セラータ:何処からか・・・(笑)

リィン:どこからともなく・・・(笑)

リィン:風に乗って(笑)

GM:
 1.西の方から追われてきた
 2.北の妖精の森で飛ばされてきた
 3.東南のファラノウム辺りからこわいもの見たさで遊びにきた
 4.この町の元々の住人
 というくらいですか(笑)
 
リィン:2,とかにしてみましょうか

GM:それって「行方不明」って言いますね(笑)

リィン:なんか面白そうだったから(笑)

GM:セラータは?(笑)

セラータ:一緒じゃないです??リィンと

GM:うお

セラータ:あ、この町で知り合ったんですか??

GM:どっちでもよい

セラータ:じゃぁうちのは3でいこう!!(笑)

GM:了解

リィン:うあ(笑い

GM:で、この町で知り合ったと…(笑)

リィン:ていうか、運点7・・・って既に期待値とは・・・厳しいな

リィン:ほい

セラータ:うい


解説1−0)

 シナリオ「生命の樹」の「第3章:誕生〜赤ん坊の夢〜」のシナリオをやることにしました。元のシナリオだとすでにPCたちは赤ん坊を託されていることになっているのですが、いきなりなので出会いの場面から始めることに。やはり赤ん坊だから捨て子かな(笑)。
 
 アドリブでマスタリングする場合には、シナリオのストック・場面のストック・キャラクターのストック・舞台のストックがあると便利です。それはそのマスターにとっての財産ですので、何らかの形で保存しておくのがおすすめです。マスターを続けるのであれば、いつかまた使う時が来るでしょう。


<1−1.拾いもの>

GM:さて、今日の天気は曇り。どこで何をしていますか?

セラータ:リィンを湖に誘いに行きます

セラータ:「りぃんちゃぁん、みずうみに水龍探しにいこ〜!!」

リィン:「・・・うんっ」

GM:怒らせると町が滅ぶという言い伝えがあります(笑)

リィン:(うーん・・・どんな娘にしようかなぁ・・・>リィン)

セラータ:がーん!!食べたかった・・・もとい見たかったのに!!(笑)

GM:技術点で難易度0で判定>ALL

リィン(ダイス機能):2d6 = (5+1) = 6

リィン:成功度2

セラータ(ダイス機能):2D6 = (6+2) = 8

セラータ:失敗☆彡

GM(リィンへ秘密通達):赤ん坊の泣き声が微かに聞こえる

GM:風が吹いてちょっと寒い

リィン:「・・・あれ?なにか聞こえる・・・。」

リィン:「・・・赤ん坊の泣き声のような・・・。」

セラータ:「ん〜ちょこっち寒い・・・」

セラータ:「ん?赤ん坊??聞えないよ??」

リィン(秘密通達):方向は分かるのでしょうか?

GM(リィンへ秘密通達):あっち

リィン:「・・・あっちの方だよ・・・。」

リィン:といってあっちの方を指さす

セラータ:「あっち??よし、いってみよう!!」

リィン:「・・・うんっ。」

GM:赤ん坊の泣き声が小さく聞こえてくる

セラータ:「どこだろう??」あたりを見回す

リィン:(きょろきょろ)

GM:木の根元に何か白いものが…

リィン:近づいてみる

セラータ:同じく近づく

GM:白い布に包まれた赤ん坊が置かれている。赤ん坊は弱々しく泣いている。

リィン:「・・・どうしよう・・・?」

セラータ:「……忘れ物とか??」

リィン:「・・・・・もの・・・?」

セラータ:「……忘れ者??」

リィン:(^^;

セラータ:「とりあえずお母さんは・・・・」周りにそれらしき人物は??

GM:ひゅーっと冷たい風が吹く・・・

リィン:(きょろきょろ)

リィン:ちなみに、どれくらいの赤ん坊ですか?

セラータ:「さぶっ!!」

GM:あたりには他にだれもいない

リィン:1,新生児 2,1才くらい 3,3才くらい

GM:1.新生児 です

セラータ:「うーん…このままにしてらんないよね??(汗)」上着を脱いで赤ん坊をくるむ

リィン:「・・・うーん・・・。」

GM:いや、2くらいか(笑)

GM:1〜2くらいかな・・・

リィン:「・・・どうするの?」

セラータ:「どうしよう…とりあえず街の方に持っていこうか??」

リィン:「・・・・・持って・・・?」

セラータ:「あ、連れて(笑)」

リィン:「・・・セラータちゃん・・・酷くない・・・?」

リィン:「・・・うん、「連れて

リィン:」行こう・・・。」

セラータ:「がーん!!酷くないよ!!多分!!きっと!!」

リィン:「・・・「忘れ物」、とか・・・「持って」、とか・・・。」

セラータ:「……だってぇ〜」とりあえず赤ん坊を抱えて戻ります

リィン:ついて行きます。

GM:技術点で難易度0>セラータさん

セラータ:はうぁ!!

リィン:(とてとて・・・)

セラータ(ダイス機能):2D6 = (2+4) = 6

セラータ:ギ、ギリ成功(汗)

P2:うあ・・・もしかして・・・しくじると・・・?

リィン:(滝汗)

GM:何か心をキリキリと蝕まれるような感じがする…戦闘しましょう(笑)>セラータさん

リィン:(とてとて・・・)

P2:うあ!?

セラータ:「……ん……(汗)」

セラータ:はう

GM:2D6+技術点を振ってください

セラータ(ダイス機能):2D6+7 = (5+6)+7 = 18

GM(ダイス機能):2D6+12 = (6+6)+12 = 24

セラータ:…………なんか前もこのパターンだったような…(笑)

GM(セラータへ秘密通達):何か白い手のようなものが現れてあなたを切り裂く。体力点−2

GM:次のラウンド

セラータ:「きゃぁぁ!!」

リィン:「!!!?」

リィン:「セラータちゃんっ!?」

GM(ダイス機能):攻撃 2D6+12 = (2+3)+12 = 17

セラータ(ダイス機能):2D6+7 = (4+3)+7 = 14

リィン:ていうか、何か見えます?

GM:体力点−2>セラータさん

セラータ:みぃ(泣)

GM:技術点で難易度0>リィンさん

セラータ:ぺたんと座り込む(一応赤ん坊は抱いたまんま)

リィン(ダイス機能):8-2d6 = 8-(3+1) = 4

リィン:成功度(そんなものがあるなら)4です

GM(ダイス機能):何か白い手が中空から現れてセラータを切り裂く 2D6+12 = (1+3)+12 = 16

GM:振ってください>セラータさん

リィン:「!!!!」

セラータ(ダイス機能):「な、なんなのぉ!!?」 2D6+7 = (6+1)+7 = 14

GM:体力点−2

リィン:原因は分かりますか?

セラータ:ムリムリ(泣)

GM:難易度4で技術点で振りたまえ>リィンさん

リィン(ダイス機能):8-4-2d6 = 8-4-(2+4) = -2

リィン:失敗度(?)2ですな

GM:残念!

リィン:うぐうぐ

リィン:状況は?

GM:しーん

セラータ:「………ふぇ??(涙目)」

リィン:「大丈夫!?」

セラータ:「う…うん一応…」

リィン:「・・・なんだったの、今のは・・・?」

セラータ:「ね、ねぇ…今の…なぁに??」>リィン

リィン:「・・・何か・・・白い手が・・・。」

セラータ:「うー…気味悪いなぁ…」

セラータ:あ、血とかはでてます??

GM:痣みたいなものが残っている

セラータ:「う〜きゃぁ〜嫁入り前なのにぃ!!」

リィン:「・・・セラータちゃん・・・(汗)」

セラータ:「早く帰って手当てしよう…(泣)」

セラータ:「あ、リィンちゃんは何ともない??平気??」

リィン:「・・・うん・・・。」

セラータ:「むぅ、水龍を食べたいって思ったバチかなぁ・・・よっこいしょっと・・・」赤ん坊を抱えなおしてちきちき帰ります

リィン:「・・・急ごう・・・。」

セラータ:「うんっ」


解説1−1)

 赤ん坊を拾う場面。
 
 いきなり全部アドリブです(笑)。プレイヤーの方から「湖に行く」と言ってきたので、拾う場面もそれに合わせて湖にしました。フェリアの近くの湖と言えば、何と言ってもあの水龍が有名ですのでその話を蘊蓄として披露します(雰囲気を出すため)。「白い手に襲われる」というシチュエーションは、「生命の樹」の「第2章:戦乱の街〜街の夢〜」の中の「旅」のイベントから拝借。赤ん坊が呪われていることへの伏線です。
 
 ここはまあ、展開としては一本道。拾ってもらわないとお話になりません。赤ん坊では何も抵抗できないのでプレイヤーの行動に全面的に任せます。何の抵抗もできない弱い者を出してそれを助けるよう誘導する“引き”のテクニックです。無力で可愛い(?)だけな存在を出して全てを相手の良心に委ねると意外と素直に行動してくれますね。母性本能をくすぐられるからでしょうか?(笑)。


<1−2.町にて>

GM:町についた

リィン:(とてとてとて・・・)

セラータ:「えっと…何処に連れて行ったらいいかな??」

リィン:「・・・迷子センター・・・。」

セラータ:「・・・・迷子センター、迷子センター・・・何処!?(笑)」

P2:(笑)

リィン:そのような場所・・・ないよねぇ・・??

リィン:教会とかってあります?

GM:神殿ならあります

リィン:「・・・神殿・・・かな・・・。」

セラータ:「うん、行ってみよう!!」

リィン:(とててて・・・)

GM:着いた

リィン:(・・・どうしよう・・・?)

セラータ:「すみませーん!!赤ちゃんの落し物拾ったんですけどぉ〜」

リィン:「・・・セラータちゃん・・・(汗)」

セラータ:「わかりやすいっしょ??」

神官:扉が開いた

神官:「ええ、何の御用でしょうか?」

セラータ:「あ、こんにちは、あの、赤ちゃんひらったんですけど・・・・」

神官:「はい?」

P2:なんとなく嫌な未来が見えてきた(^^;

セラータ:「この子どうしたらいいんでしょうか??」

神官:「この子どうしたらって…あなたの子供じゃないんですか?」

セラータ:「はい!?」

セラータ:「あたしまだ嫁入り前なのに子供なんていないよっ!!」

神官:肩をすくめる「それで?」

セラータ:「・・・・・・むぅ、この子預かってもらえませんか??」

神官:「申し訳ないのだが・・・」

神官:「このところの戦乱で孤児とかたくさん引き取っててね、人手が足りないんだ。・・・」

セラータ:「あう・・・」

神官:「ということでうちで引き取ることは出来ない。」

セラータ:「リィンちゃんどうしよ〜(汗)」

神官:「その子の親はいないのかね?」

セラータ:「う??うん、多分・・・木の根元に落っこちてたの」

神官:(苦笑)首を振る

リィン:「・・・うーん・・・。」

P2:(恐れてた未来は回避された、が・・・?)

セラータ:「うーん、この歳で子持ち扱いされるのはいやだけど、ほっとくのはなぁ・・・(汗)」

神官:「それでどうするのかね?」

セラータ:「ほかに預かってもらえるような所はないの??」

神官:「どこもかわらんだろうね…」ため息

セラータ:「・・・・・う〜・・・・」

リィン:「・・・困ったね・・・。」

セラータ:「うん、困った・・・とりあえずあたしの手当てを先にしちゃおうかな」

リィン:「・・・そうだね。」

神官:手当てとやらをいつどこでどうやってやりますか?

リィン:そういえば、旅ってことは、宿取ってるのかな?

神官:運試しで成功すれば取っていたことに出来ます

リィン:開始時の記述からして取っていたように思えるのだけど?

リィン:いや、野宿って可能性もあるけど(^^;

リィン:さすがにそれは無いような・・・。

神官:ええっとですね、いきなり飛ばされた時点で十分な所持金を持っているかどうか怪しいものですな(笑)

セラータ:物見遊山なうちのキャラは?(笑)

リィン:誘いに行く、とか待っている、とかできたあたりから、お互い拠点はあると思われる

神官:運試ししたまえ

リィン:とにかく、手当は、今から、セラータの拠点で、どうにかして、すると

リィン:<運試ししたくない

セラータ(ダイス機能):2D6 = (4+6) = 10

リィン:しないとだめ?

神官:じゃあ野宿です(笑)>リィンさん

セラータ:あ、あぶねぇ・・・(笑)成功です

リィン:それは無理!(笑)

リィン(ダイス機能):2d6 = (3+2) = 5

リィン:ふぅ・・・

リィン:うう、次の目標値は期待値未満・・・

神官:成功した人は、とりあえず今晩の宿までは取ってあるのでそこに帰ることが出来ます

リィン:ってなわけで、移動、目標、宿


解説1−2)

 実は重要な場面。赤ん坊がPCの手から離れてしまうとPCが自主的に動かなくなってしまいます。「神殿にあずける」というのはわりと常識的な行動ですが、「戦時中で手が空いていない」という理由で却下することにしました。手間暇かけて苦労した方がプレイヤーは面白いでしょうし、キャラクターに愛着がわいて一石二鳥。

 一応考慮してた分岐は以下の3つ。どれにも当てはまらない場合は子供が死亡して終了ということで(笑)。

<1>子供を捨てる
 →誰かに拾われる→(運が良ければ)PCが子供を捨てたとして責任を取らされる→子供を助けるために旅へ

<2>子供をあずける
 →子供の呪いを解いて欲しいという依頼が来る→子供を助けるために旅へ

<3>子供をそのまま連れている
 →病気発覚→子供を助けるために旅へ


<1−3.宿にて>

神官:宿に帰った

リィン:手当をしよう

セラータ:自室で手当て〜(泣)

神官:了解。

セラータ:あ、赤ん坊は生きてます??

神官:苦しそうに息をしています。熱が出ているようだ。

セラータ:「げげ!!・・・・ど、どうしよう!!」

リィン:「・・・水・・・。」

リィン:水を探して冷やそうとしますが?

リィン:もちろん、タオルかなにかで

GM:熱は下がらない

リィン:ひたすらやってみる

GM:難易度0判定(技術点)

セラータ:「医者かなんか呼んでくるっ!!」

リィン:「・・・それよりセラータちゃん手当済ませて・・・。」

リィン(ダイス機能):8-2d6 = 8-(2+1) = 5

セラータ:「あぁ、それはあと、あと!!あたし頑丈だから!!」

リィン:5成功(って言うの?)

GM:何らかの病気と思われます。このままほっとくとやばい。>リィンさん

セラータ:とりあえず医者を呼んできます

リィン:「・・・医者に連れていく」

リィン:2人で医者につれていく

GM:着いた

セラータ:「すみませーん、お医者様いますかー!!(汗)」

GM(リィンへ秘密通達):赤ん坊から何か悪いイメージが見える。呪いかもしれない。

GM:医者「何か用かな?」

セラータ:「あの、赤ん坊が熱出したんだけどっ(汗)」

GM:医者「何!見せてみなさい」

セラータ:「うん!」

GM:と言って医者が診てくれます

セラータ:「あの子大丈夫かなぁ・・・」

リィン:「・・・・・。」

GM:しばらくして医者が現れる

セラータ:「あ!」

GM:医者「とりあえず落ち着いたようだが、まだ熱が完全には引かない…」

リィン:「・・・ありがとうございます・・・。」

セラータ:「あ、ありがとうございますっ!」

GM:医者「何か悪いイメージが見える。これは私の手には負えないかもしれません…。」

リィン:神殿に移動

セラータ:「悪いイメージ??」

GM:一人で?>リィンさん

リィン:まさか?

セラータ:「ん?リィンちゃんどこいくの??」

リィン:「・・・セラータちゃん・・・神殿・・・。」

セラータ:「神殿??」

リィン:「・・・なにか、悪いイメージが・・・。」

GM:医者「神殿に行って呪医にでも診てもらうといいでしょう…。その子の命は長くないかもしれない…」

セラータ:「あ、うん、ありがとうございました!!いこ、リィンちゃん!!」

リィン:「・・・うんっ。」

リィン:(とててて・・・)

GM:着いた

リィン:説明します

神官:何て?

リィン:ありのままに、かくかくしかじかと

神官:「ふうむ…」

リィン:「・・・・・というわけなんです。」

セラータ:「この子助かります??」

神官:「とりあえず診てみましょう」

神官:と言ってしばらく診てくれる

神官:「ううむ…」

セラータ:「??」

神官:「私の力では、とりあえず症状を抑えることは出来ますが、完全に食い止めることは出来そうにありませんな…」

神官:「あともって1週間か、長くて2週間というところでしょう…」

セラータ:「どうしてこの子こうなったんですか??」


解説1−3)

 病気発覚の場面です。必要な情報を与える場面。特に分岐とかはありません。
 「宿に行く→医者に行く→神殿に行く」という流れはプレイヤーに合わせてアドリブで対応。


<1−4.病>

GM:神官:「あともって1週間か、長くて2週間というところでしょう…」

セラータ:「どうしてこの子こうなったんですか??」

GM:というところから・・・

リィン:うい

神官:「その子を死なせたいと強く望んで術をかけた何者かがいたからでしょうな。…」

リィン:「・・・一体誰が・・・?」

神官:「そこまではわかりません」

セラータ:「・・・うーん・・・リィンちゃん、どうしよう・・・(汗)」

リィン:「・・・・・放置なんて出来ない・・・。」

セラータ:「うん、出来ない・・・は!!もしかしてあたしに喧嘩うってきたあのあやしい手はこの子に術をかけた奴!?」

リィン:「・・・その可能性はあるわね・・・。」

リィン:「・・・とにかく・・・。」

リィン:「・・・探すしか・・・ないわね・・・。」

セラータ:「売られた喧嘩は倍返しだね!!」

リィン:(・・・ちょっと・・・違うけど(^^;)

神官:「おいおい」

セラータ:「ん??」

神官:「これだけの強力な術を施した者にあんたら程度で勝てると思っているのか?」

セラータ:「・・・う・・・ムリかな??」

リィン:「・・・でも・・・。」

神官:「それよりまず、この子の呪いを解くことが先決だな・・・」

セラータ:「解ける??解ける??」

神官:「この子の命を助けなければ…」

神官:「私には解く力はないが…」

リィン:「・・・どなたかあてが・・・?」

神官:「町から東にしばらく行ったところの山奥に、シャロンという名前の呪医が住んでいるそうだ。その人ならばあるいは…」

セラータ:「よし、リィンちゃん、その人のとこに行ってみよう!!」

リィン:「・・・うんっ!」

神官:「おお、お願いできますかな?」

リィン:「・・・お願い・・・?」

セラータ:「うん!!お願いされなくっても行くよ!!」

神官:「申し訳ない。忙しい時でなければ私が行くのだが・・・」

リィン:「・・・・・?」

リィン:(たしか、助けて欲しいって頼んだのはこっちだったような・・・)


解説1−4)

 考慮点は「赤ん坊を助けるために呪医に会いに行く」というミッションを引き受けてくれるかどうか。ここも“引き”の演出です。引き受けてくれないことには話にならないので、逆に報酬もなしにして、強制も一切なしでやっています。まあ、引き受けないとシナリオ終了なのは見え見えなので(当然そのつもりでした(笑))、たいていの人は引き受けてくれます。
 
 いざというときは神官が報酬を出すという働きかけをするという手もありますが、これは最終手段ですね。「金にがめついキャラクター」の場合には、そうやった方がキャラクターらしさが出て良いと思います。一応裏設定では「昔の事件のせいで山に引きこもってしまった呪医のシャロンが、子供を救うことで自信を取り戻してくれると良いが…」などと神官は考えていました。特に聞かれなかったので話しませんでしたが。


<1−5.再び宿>

セラータ:「ん〜リィンちゃん、今日は帰ろうか??あたし体少し痛いし・・・」

リィン:「・・・そうだね。急いで手当しないと。」

リィン:「・・・また来たらピンチだよ・・・。」

セラータ:「嫁入り前の体に傷が残っちゃたぁいへん!!」

リィン:(^^;

セラータ:という訳で赤ん坊抱いて宿に帰ります

GM:宿に戻った

リィン:手当をしよう

セラータ:「リィンちゃん痛い!!それ痛いよ!!(泣)」

リィン:「・・・え・・・?」

セラータ:「・・・なめといたほうが痛くないっぽいかな・・・(泣)」

マレイア:どたどたどたどた・・・・・・ばたん!
 「・・・・・・あのさぁ〜、嬢ちゃんたち〜・・・もうちょっとばかり静かにできないかな〜」
 顔は笑ってます(笑)
 
リィン:「・・・・・。」

セラータ:「ふぇ・・・(涙目)」

GM:赤ん坊がぐすぐす泣き始めた

セラータ:「は!!ど、ど、ど、どうしよう!?(汗)」

セラータ:「マレイアヘルプ!!」

マレイア:「あ、赤ん坊?・・・・・・その子嬢ちゃんたちの子供か?」(笑)

セラータ:「・・・・・(枕を投げつける)<マレイア」

リィン:「・・・・・ぽ。」

セラータ:「リィンちゃんヘルプ!・・・・・・ってリィンちゃん!!(笑)」<ぽ

マレイア:「アテッ(枕HIT)・・・・・・マジで子供なのか?(笑)」

リィン:「・・・・はい・・・?」

セラータ:「違うの!!ひらったの!!落し物だよ!!」赤ん坊を抱き上げてあやそうと試みる

リィン:「・・・物じゃない・・・。」

セラータ:「者!」

リィン:「・・・・捨て子・・・。」

リィン:「・・・拾ってないの・・・連れてきたの・・・。」

GM:なきやんだ

セラータ:「ふぅ・・・(汗)」

マレイア:「と、とにかく説明してくれ・・・わけわからん」

セラータ:「んっとね、今日リィンちゃんと水龍食べにいこうと思ったらこのこが落っこちてたの」

リィン:「・・・・・。」

セラータ:「んで、この子熱出してたから医者に見せたら呪われてるって言われたの」

マレイア:水龍って食べ物なんですか?

GM:暴れると国が滅ぶと言われてます♪<水龍

マレイア:「呪いねぇ〜・・・で、呪いったって一体どんな呪いなんだい?」

セラータ:「このこを呪殺するようなのろいだよ」

マレイア:「・・・でもよぉ、なんでこんな子呪う必要があるんだ?」

リィン:「・・・不思議・・・。」

セラータ:「ん〜知らない」

セラータ:「まだ赤ん坊なのに、酷いよね・・・・」

マレイア:「ふ〜ん・・・ところでこの子って男?それとも女?」

リィン:「・・・明日・・・シャロンさんのところ・・・。」

セラータ:「は!・・・どっちだろう・・・」

リィン:「・・・気にして無かった・・・。」

マレイア:「おまえらなぁ・・・・・・まあ引ん剥きゃわかっろ」(笑)

リィン:「・・・えっち・・・。」

セラータ:「スケベ!!女の子だったらどうするの!?」

マレイア:「ちょっと待てー!そういうことじゃねぇだろうがー!」
 かなり焦ってます(笑)

リィン:「・・・変態ね・・・。」

セラータ:「これだから男てやぁよねー」>リィン

リィン:「・・・うん・・・。」

マレイア:「・・・・・・おまえら(怒)」

GM:赤ん坊は笑っている(笑)

セラータ:「マレイア赤ちゃんに笑われた〜(笑)」

リィン:「・・・くすっ・・・。」

マレイア:「・・・・・・・・・(怒怒怒)」(笑)

セラータ:「あ、そうだ、マレイア明日暇??」

マレイア:「急に話を変えるなっ!・・・・・・まぁ特に用はねぇけどよ」

セラータ:「そう、じゃぁいっしょにいこー♪」

マレイア:「えっと、そのシャロンとか言うやつの所か?」

セラータ:「うん」

マレイア:「別に良いけどよぉ・・・・・・その子の呪い解いた後っていったいどぉすんだよ?」

セラータ:「・・・・・は!!・・・・・」

セラータ:「どぉしよう、リィンちゃん!!」

リィン:「・・・お母さん・・・。」

セラータ:「あ!!そうだね!!探さなきゃ!!

そう言う訳で母親を探す事にするの」

マレイア:「ん・・・それが妥当なとこだな」

マレイア:「そうと決まっちゃあ俺はもう寝るっけ行く時になったら適当に起こしに来てくれや」

セラータ:「うん!!じゃぁ明日、マレイア荷物持ちよろしくね(にっこり)」

リィン:「・・・くすっ・・・。」

マレイア:「自分の分は自分で持て!・・・・・・ったく・・・あと、その子の性別調べておけよ〜。んじゃおやすみ〜」

GM:寝た?

セラータ:御飯食べて寝ます(笑)

リィン:(ぐーきゅるる)

GM:難易度2で技術点で判定>ALL

リィン:「・・・・ぽ。」

セラータ(ダイス機能):ムリだよ・・・技術7 2D6+2 = (5+3)+2 = 10

セラータ:やっぱり・・・(泣)

リィン(ダイス機能):8-2-2d6 = 8-2-(4+1) = 1

マレイア(ダイス機能):11以下・・・ 2d6+2 = (6+4)+2 = 12

リィン:1成功

マレイア:失敗〜

GM:リィンは夢をみた

GM:一面の花畑の中に髪の長い白い服を着た女の人?が立っている

GM:「風」の霊縁カードを差し上げます>リィンさん

GM:メモっといてください

リィン:はい

GM:間違えた「歌」です

リィン:霊力だったり・・・?

マレイア:マレイアくんはその頃沢山の料理の夢でも見ていようかな(笑)

セラータ:水龍を食べる夢を・・・(笑)

GM:君らは勝手な夢を見た。何も得られなかった(笑)>セラータ&マレイア


<簡易魔法ルール>

 「1.魔法は使い捨て」
 「2.効果を見て好きなのを1つ選んで使える」
 「3.霊縁カードは魔法に関係あるようなものに関わるか、夢を見ると得られる」

かやーんさん制作の「Fローズランダムカードシステム」参照。


解説1−5)

 新キャラ、マレイア登場。シナリオ上特に指定するポイントはないのでプレイヤーに全て任せました。
 
 夢は、赤ん坊の背景設定をプレイヤーに教えるために見せてます(何しろしゃべれないし(笑))。回想シーンとか、キャラの背景設定を見せるには「夢」は実によく使えます。Bローズでやり始めた手法で、ローズ・トゥ・ロードの世界ではよくあることらしいです。「Fローズ」や「深淵」では完全にルール化されてますね。


<1−6.出発>

GM:ということで、朝になりました

セラータ:「んー・・・よくねたぁ〜♪(のびっ)」

GM:セラータは体力点全快ですね

マレイア:「zzzzzz〜〜(熟睡&涎付き)」

セラータ:「ん、セラちゃん今日も絶好調!!」

セラータ:リィンとマレイア起しに行きます〜

マレイア:起こしに来ても熟睡してます

セラータ:「マレイアーーーおっきろー!!(ベットで寝てるマレイアの上へジャンプ!!(笑))」

マレイア:「ぐはっ!!・・・・・・・・・い、一体何が・・・・・・(辺りきょろきょろ)」

セラータ:「や、おはよ♪」>マレイア

マレイア:「お、おはようじゃねぇだろ!殺す気かぁ!!」

セラータ:「ううん、荷物運びを殺したら大変だもん(にっこりと笑って飛びのく)」

マレイア:「おまえなぁ・・・・・・1回泣かす!(ヨロヨロと追いかけます)」

セラータ:「さてと、リィンちゃんを起しにいかなきゃ♪(無視)」

マレイア:「ま、待てコラッ・・・・・・うげぇ・・・(力尽きた)」

セラータ:「リィンちゃぁん、あっさだよ〜♪」

GM:起きませんな(笑)

セラータ:「リィンちゃぁん!!」(笑)

マレイア:だいじょぶだろうか?

セラータ:パソの前で寝てしまわれては風邪ひいちゃうなりよ



−プレイヤー熟睡中(笑)



GM:ま、いいや、中略(笑)

セラータ:中略??(笑)

マレイア:中略ですか(笑)

GM:朝起きて出発して、何日かかかって村に着いて、シャロンさんはこの山の上におるよという話を聞いて、その山のふもと着いた(笑)

GM:無事に旅が済んだので運点1点回復

セラータ:超素敵中略!!(笑)

GM:「風」のカードを1枚ずつ差し上げます>ALL

セラータ:うい

マレイア:ほい

GM:あと食料を1D3食さし上げます。振ってくださいな

マレイア(ダイス機能):1D3 = 1 = 1

セラータ(ダイス機能):1D3 = 2 = 2


解説1−6)

 このシナリオのメインの話は「導入部」「シャロンを説得する場面」「赤ん坊の夢の中の冒険」の3つなので、他の部分は省略。巻いてます。必要な部分は時間をかけてじっくり描写し、そうでないところはさらっと済ませる。メリハリを付けてテンポを良くしています。


 

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