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『双馬神』プレイレポート→シナリオはこっち


 このシナリオ、プレイは1回だけ。
 基本となるプロットはまったく考えず、ランダムで引かれた運命を適当に組み合わせて出来た話。まあ、サーボロの扱いが好きな人からするとおざなりな感じがするようだが、そこはこの話のために泣いてもらったということで…(^^;)。

 大まかに2つのセッション(シナリオ通りの話と、その後日談)で完了した。前半の話が1回3〜4時間ずつプレイして4〜5回で完了。後半の話も同じくらい。私の行っていたサークルは、週1で活動し半年ごとにグループを作ってキャンペーンなどをやる。大学なので夏休み等で中断があり、結局全部終わるのに半年くらいかかっただろうか。このセッションは結構キャラクターが燃え尽きてくれたので、面白かった。


1.白馬殺害

 メンバーは、「深淵」では破格の7人!もう、どんなキャラクターがいたのかも忘れてしまった…。覚えてる主要キャストだけ書いておく。

A.白馬を連れた少女
B.Aの恋人(笑)。青龍の魔導師。
C.サーボロの刺客。
D.Bの友人?「罪悪感」。
E..Dを仇と狙う男

 後は忘れた。人数が多いと当然のようにメンバーが割れる。というか、全員集まったらいきなり戦闘して終わるかもってな感じに話を絡ませておいた。

A&B&D…遺跡捜索隊
C&E…追跡隊

<夢歩き>
 全員に双子の夢を見せて洗脳する(笑)。特にBのプレイヤーは本当に双子がいていつか殺しに来ると信じ切ってくれて面白かった。

<野営>
 ここは警戒厳重であったので、追跡隊は様子見。

<黒魔の森>
 神殿は黒魔の森の奥にあるということにした。黒魔の群に遭遇(衝突はしなかった)。
 ここで追跡隊が強襲!白馬に瀕死の傷を負わせる。が、結局とどめを刺しきれず撤退。

<神殿の夢>
 全員集合させた。夢を見せて、「白馬は殺すべきだ」と説得。そのあと話し合いモードになった(マスターは外から傍観(笑))。もし戦闘になったらサーボロ御大にご登場願おうかと思っていたが、何と説得されちまった(笑)。で、まんまとCは白馬を殺害。Eは、復讐を思いとどまる理由が無く、Dは復讐を拒む理由が無く、めでたく復讐成立。


2.龍馬対決

 引き続きプレイしたのはBの青龍の魔導師のみ。恋人を置いて旅に出るなんて言うものだから、あっさり彼女はサーボロに殺されたことにした(笑)。ついでに彼女の住んでいた村を滅ぼし、そのあとで黒馬教団のためにありがたく占拠させていただいた(笑)。でもBは彼女が死んだことを知らないという。

A…「白馬を連れた少女」の弟。記憶喪失。
B…双子の亡霊におびえる(笑)青龍の魔導師。恋人を捨てて旅に出た(爆)。
C…昔サーボロにひどい目に遭わされた可哀想な人(笑)。
D…Bの友人。サーボロの刺客2。B殺害を依頼される。

NPC
傭兵…1.のC(サーボロの刺客)が、いい人になって帰ってきた。
死霊…「白馬を連れた少女」の死霊。Aにまとわりついている(笑)。

<魔導師暗殺>
 サーボロの刺客が秘密を知る(本当は知らないんだけど(笑))青龍の魔導師を殺しにやってきた!が、何とか生き延びた。そのあと元恋人の村が滅んだと聞いてそこに向かう。

「彼女のために俺は生き延びねば!」

というBの熱いせりふが痛々しかった(笑)。

<滅んだ村>
 裏で陰謀を進めつつ(笑)、「白馬を連れた少女」がサーボロに殺された様子を懇切丁寧に再現。

<魔龍召喚>
 Bは怒って龍を召喚。同じく現れたサーボロと対決。村は消し飛んだ(笑)。


感想

 本当にランダムで作っただけのいいかげんな話だったが、妙に盛り上がった。
 人数多すぎで、とても運命を消化しきれなかったが、「青龍の魔導師」「白馬を連れた少女」「刺客」をメインにした話で引っ張ってみたら何とかなってしまった。

 プロット無くても、キャラに方向性を持たせて適当に合わせてやれば何とかなるものだと実感したセッション。