5−3.アララテ山の旅
森を抜けるとすぐ山地で、登っていった後に雪の地帯を抜けなくてはなりません。
超ハードです。地縁カード1枚めくるごとに負傷値がどんどん減っていきます(極寒と高所のためです)。こんなところで休息を取っても体力は回復しません(魔法以外)。ひたすら進みつづけるしかないでしょう。
"氷"の地縁カードを1−2−1−2−1−1と配置します。最後の2枚は「brG-08"死と危険"」と「brG-07"幻想世界"」で固定です。
brG-01:荒野の掟:「負傷値」−1D6
「運動」のRRを行い、最も低い数を出したPCは、足元でシャリという音がするのを聞く。その足元には、人間のものと思われる骨が転がっている。突然、骨が集まり、1D6体の「66.骸骨」となってPCたちを襲い始める。骸骨は古ぼけた長剣を持っている。brG-02:荒野での喜び:「負傷値」−1D6
晴れる。「大龍」のクステの者は「怒り」+1D6。brG-03:困惑:「負傷値」−2D6
迷う。brG-04:荒野を進むもの:「負傷値」−2D6
吹雪の中、ぼろぼろのローブをまとった遭難者がいる。名前はルアン。僧侶。 助けると、お礼に「銀の護符(緑)」をくれる。「あなた方にメディート様の加護のあらんことを。」「哀れみ」+1D10。
放っておくとすぐに死んでしまう?「悲しみ」+2D6。
無視すると「無名の感情」+2D6、「慈しみ」−1D10。"地"の霊縁カードをすべて失う。brG-05:水辺にて:「負傷値」−2D6
吹雪に遭う。「恐れ」+1D10。ただしクステが「大龍」の者は「喜び」+2D6。brG-06:岩場にて:「負傷値」−1D6
「やるせなさ」+1D6。 巨大な地割れがPCたちの眼前に現れる。迂回して進むには丸1日かかる。brG-08:死と危険:「負傷値」−3D6
ものすごい吹雪に遭う。「恐れ」+2D6。
動物(かつてのPCの一匹。「剣」のイメージを感じ取れる。)が現れ、必要があれば魔法などで助けてくれるかもしれない。"月の神殿"へと案内してくれる。brG-07:幻想世界
山頂に着くとそれを越えた先に広大な窪地がある。沼地。無数の湖沼。星宿海。
その中央に白い神殿が見える。
※飢えと厳しい寒さによって「負傷値」がどんどん減って行きます。NPCである少女や少年にも当然公平にダメージを適用してください。放っておくと死んでしまうので他のPCが助けてやらなくてはならなくなるでしょう。場合によっては「感情を捨てる」必要も出てくるでしょう。バランス取りが難しいですが、あらゆる手を尽くして全員が何とか無事にたどり着いたというぐらいが適当だと思われます。