第1章:光の神殿〜夢の入口〜
1−1.光の迷宮
0.はじめに
これは第2部のキャンペーンへの導入部ですが、気に入らなければ自由に変更してかまいません。要は、PCたちを"大戦"の時代のとある街まで時間旅行させられればいいというだけのことで、まあそれらしいシナリオなら何でもけっこうです。 ここで提示するのはそのほんの一例にしか過ぎません。
ひとつ重要な世界設定の変更点がありまして、第1部の話の関係で、聖都ファラノウムがデュラの属国になってしまっています。経験表などに関係するので気をつけてください。
1.出会い
イーヴォ暦210X年、ユルセルームのとある片田舎(?)のとある街道で"出会い"はあります。
・・・・・・道端に少女が倒れています。
別に怪我をしているわけでも病気というわけでもありません。そして彼女にはまだ名前(呼び名)すらなく、「食べる」ということも知りません。そのせいで単なる「栄養失調」で倒れているというだけなのですが。
最初はどこか近くの村に連れていくなりして「食べる」ことを教えることから始めるのでしょうか?
彼女は元気になると「白い馬のたくさんいるところに行きたい」と言います。名前を聞くと「当てたら教えてあげる。」と言い、PCらが適当に名前を言ってくれたらその中で気に入ったものを自分の名前にします。彼女はPCの中で気に入った者(できたら男性で、「美麗」のRRで最も高い値を出した者。)についてゆくと勝手に決めます。さらに「美麗」で魅了します。 村では、気に入ったPCの側から片時も離れようとはせず、また辺りの村人の目から隠れるように振る舞います。特に神殿(アウル)では。
☆(少女)
「青・赤+四角・花輪・金+車輪」
年齢:女の子(?) 地縁:石 霊縁:水 クステ:闇
体力:3 運動:10 感覚:10 霊感:11
愛嬌:5 美麗:20 威厳:1 畏怖:2
HP:7/7/7
幸:新月の晩
不:午前10時〜午後2時
喜び (39)16
慈しみ なし
悲しみ (18)1
やるせなさ なし
怒り なし
愛しさ (17)12
憎しみ なし
恐れ なし
哀れみ (28)4
無名の感情 なし
魔法:「酔いどれの泉」
備考:彼女の正体はアウルの石像(青・赤+四角) ですが、「金+車輪」の力で生命を得て、"人(妖精族?)"になっています。「金+車輪」は、古代神聖語の"真音"で彼女の心そのものに刻みつけられています。
2.仕事
村で仕事を探せば、あります。アウルの神殿に行くよう言われます。
行くと、近くの山の洞窟に住み着いた小鬼たちが「アウルの像」を盗んでいってしまったので、見つけて取り返して欲しい。ついでにその小鬼どももよく悪さをするので退治して欲しい、と頼まれます。
報酬は比較的高めで、必要があれば鎧、武器なども貸してくれます。大した物はありませんが。
像に関しては、その像にはお酒を早く発酵させる不思議な魔力があり、それがこの神殿の名物であったこと、ロン=リンという名前の優れた彫刻家が彫った美しい像であったことなどを教えてくれます。
小鬼については村から1日ほど山に入ったところにある洞窟に住み着いているらしいことを教えてくれます。
3.小鬼退治
言われたとおり1日ほど山に入れば洞窟を発見できます。1D6匹の「45.小鬼」が住み着いています。簡単に退治できるでしょう。
4.光の迷宮
もう、近くに住む者たちには忘れ去られてしまっていますが、ここはオザンのかなり特殊な形態の神殿(?)です。途中から石造りのしっかりした通路になり、興味にかられて奥まで行くと"絵"に出会います。
少女ももちろんPCらについてきますが、彼女は暗いところが好きで、好奇心も旺盛なので、放っておけばどんどん奥に行こうとするし、仕掛があればすべていじろうとするし、面白そうなことがあれば何でもやってみようとします。ゲームマスターは彼女が死なないように気をつけてあげた方がいいかも知れません。
内部の説明に関しては、地図を参考にして見てください。地図のスケールは1ブロックが3×3mです。
ちなみに「精霊古語」で書かれたメッセージは、読めないとちょっと困るので、何かPCが言語技能(「古代神聖語」「ロルダ古語」「古代龍語」「ゲリオン語」「ガルプ語」「エーン語」あたりまで可でしょう。)を持っていればそれにするか、さもなければ共通語で書かれていることにしてしまってもかまいません。
あっと、それからシナリオの都合上、この日は「晴れ」ていることにしてください。
★光の迷宮
《1F》
9 10 11 8/ / / \ / \ /\ \ 7/ \ / \ / 6 5 4 3 2 1 IN
《1B》
22 21 20 16 19 1715 12 13 14 18
1:小鬼の居住空間
ゴミ、骨のかけら、 わら、木片、他。左右に四足の獣の像(狼?)。2:居住空間
わら、木の棒、腐りかけの肉、 葉っぱ、他。3:居住空間
骨の首飾り、きれいな石、 "耳(丘小人)"のコレクション、他。4:石の扉
表面にヒューマンタイプの像の浮き彫り。「光の門(精霊古語)」。5:杖をついた老人の浮き彫り
「スフィンクスの『問』の答は、その『問』の"外"にある」6:廊下
両壁面に小さな穴(アロースリット)。1ブロック置きに落とし穴。7:鏡の間
深淵と鏡。「/」「\」は鏡。鏡に触れると「鳥+車輪」のイメージを得られる。
場の魔力源は「金」。 「金・車輪・鳥」で光に変身し、鏡に反射されることで奥へ行ける。《オザンの飛翔》。8:石の扉
「光の門・山の封印」。9:突き当たり
天井が斜めになっている。床に切れ目。「10:石の扉」と同じ仕掛で開く。錆びた鎖の梯子を降りると「12:部屋」へ。10:石の扉
「水の門」。右に小さな穴があり、その中にレバーがある。11:部屋
空っぽ。床が少しくぼんでいる。乾いた泥の跡がある?壁に小さな四角い穴。中央の床に「死の舞踏の踊り場」。中央の床を踏むと入り口が閉じ、壁の穴から水が入ってくる。12:部屋
深淵。深淵の底には無数の上向きの青銅の槍が・・・・・・。 「11:部屋」から水を導いて深淵を満たしてやれば泳いで渡れるようになる。13:石の扉
「12:部屋」を水で満たすとその重みで開く仕掛になっている。開いてから数時間後にまた閉じる。14:石の扉
同上。15:石の扉
同上。16:石の扉
同上。「光の門」。17:部屋
巨人サイズの剣・短剣がたくさん置いて ある。18:部屋
巨人サイズの金属盾がたくさん置いてある。19:部屋
巨人サイズの鎧・兜がたくさん置いてある。20:部屋
空っぽの部屋。奥の壁面に黒マントを広げた男の肖像が描かれている。目が宝石(ルビー)でできている。「闇の奥底に真実の光を・・・・・・」
「18:部屋」の金属盾を磨いて鏡として用い、入口から日光を導いて男の絵の顔にしばらく当てると隠し扉が開く。
光の経路:IN→1→3→4→5→6→7→8→9→12→16→20→2121:石の両開きの扉
「控えの間」。22:部屋
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