第1部"夕暮れ・・・・・・死の旅"


1.マスタリングに関して

 「敗北の味を知る」

 これがこのキャンペーン第1部の、まずはじめの目的です。
 そして「敗北」に伴う悲しみ、悔しさ、怒り、憎悪など、さまざまな感情を疑似体験してもらいます。

 そしてその苦境の中から、

 「それでもあきらめず、
  
 自ら立ち上がる、
  “たった一人の勇者”」

 を選び出すのが最終的な目標です。
 2人でも3人でもありません。
 パーティーが何人、何十人いようと、
 選ばれるのは「たった一人」です。
 ゲームマスターは、それにふさわしい人物を
 「たった一人」だけ選び出さなくてはなりません。

 (ただし、ふさわしい人物が一人もいなかった場合には、
  誰一人として選んではなりません。
  そんな人に、あなたの世界の命運を任せられますか?)

 そしてその人物に、
 この世界の命運のすべてを賭けるのです。

 よろしいですか?


 さて、
 ですが、このままではただの非人道的なシナリオになってしまうので、
 マスターはプレイヤーを「魅せる」事に常に気を使ってください。
 (ストーリーシナリオというのはプレイヤーを「魅せる」ためのものなのです。)
 そして最後までプレイヤー(とPC)をぐいぐい引っ張ってあげてください。


2.キャラクターメイキング

 英雄クラスのキャラクターばかりからなるパーティーを作ってもらいます。
 通常のキャラクターメイキングを終えたあと、以下のような特典を適当に与えてください。

【1】どれか専門にする武術・魔術を覚えてもらい、
  それに関する奥義も何種類か与える。
  魔術系キャラクターにはあらかじめ知っている魔法を何種類か与えてよい。

【2】能力値・魅力値を何段階か成長させる。
  専門に した武術・魔術に対応した能力値を優先的に成長させる。
  特に能力値は平均が15以上か、最も高いものが20を越えるぐらいまで成長させてもらう。

【3】何種類かの感情の上限を上げる(25〜40くらい)。
  魔術系のキャラクターを優先的に強くする。
  感情の現在値も増やす(1D10〜3D10程度)。

【4】何種類かの技能をあらかじめ与える。
  (「精霊古語」「古代神聖語」「医術・薬学」「神秘学」の技能は
   パーティーに最低一人は知っている者がいた方がいいでしょう。)

【5】始めから所持金を多くし、装備・所持品も一応一通り揃っているようにする。

【6】感情をはじめから3つまでは捨ててもよい。


では、話をはじめましょう→→→