時
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祭のイベント
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連続殺人
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他の事件
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祭の前 |
―
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―
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地下墓地の冒険?
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1日目
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演奏会
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『かかと』
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神官が「短剣」を探しにやってくる?
オッツ/メリアに生命が宿る? |
2日目
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闘技大会
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『膝』
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人形が失踪?
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3日目
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芸術祭
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『腰』
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デュエッサが滅びる? |
4日目
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巫女選び
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『胸』
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ユーナが巫女に選ばれる?
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5日目
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儀式
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『腕』
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PCたちは『鏡』を発見し、
その奥底で運命に会う? |
6日目
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『耳』
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7日目
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『瞳』
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8日目
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『唇』
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9日目
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再生と死
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3―3−1.祭 ↑↑
町では「天駆ける星の太守」の祭が行われています。
主だったイベントは以下の順序で行われます。
ただし、「主人公」がいち早く事態に気付いて行動しない限り、
次のような事件がおそらく起きてしまうでしょう。
3―3―2.連続殺人 ↑↑
表向き一般の人々には隠されますが(祭のため)、3−3−3.デュエッサ ↑↑
いろんなことを知っており、
いろんなことを見ることができ、
一見支離滅裂なことを無秩序に告げる。
しかし、その言葉には真実の響きがある。
「その者は、
これから、
殺人鬼となって女どもを殺してゆくのじゃ。」
「シェイドは全部で8人の女を殺すであろう。
そして、
変えられぬ運命を変えるのじゃ。」
「そう、
シェイドは自らの運命を変えるために
全てのことを行っておる。
その運命が何か、
かくとはわからぬ。
しかしそれが成し遂げられた時、
おそるべき災厄が起こるであろう。」
「次の犠牲者は***を切り取られるであろう。」
「その者には『古鏡』の“気”がある。
『古鏡』を探すのじゃ。
そこに、
汝は『影』を見いだすであろう。」
「今、一人死んだ・・・・・・」
・《混沌の蛇の探索者》《秘儀探索者》との密談
「一刻も早くシェイドを捕らえるのじゃ。
奴を他の者に渡してはならない。
例のものは見つかったか?
あれを見いだす鍵をシェイドが握っている。
あれを見いだすことはすなわち
我らが主を見いだすことにつながるのじゃ。
そして汝はあれを解放するという運命をもっている。・・・・・・」
「我は観る者。そして見届ける者。
探し求め、それを解放することこそが
汝の使命であり、
運命でもあるのじゃ。
我は観よう。
そして汝に道を与えよう。」
さらに「天駆ける星の太守ジスティ」についても・・・・・・
「わしが思うに、
あの魔族はルハーヴ本人か、
あるいはそれに連なる存在であるかと思われるの。」
デュエッサはそれについては断片的にしか知らない。
「ルハーブ」につながるように都合よく解釈している節もある。
3−3−4.『HOME』 ↑↑
“廃虚。
瓦礫の山がある以外ここには何もない。
そのとき、かすかに、声がした。
「にいさん(ねえさん)・・・・・・」
・・・・・・・・・・・・
「にいさん(ねえさん)、
ここだよ。
オッツ(メリア)だよ。」
声は、下の方から。
見ると
そこに
手が。
掘ると、
死体が現れた。
まっさらな死体。
どこにも傷ひとつなく、
ましてや腐ってさえいなかった。
ついさっき、ただ、
眠りについただけのようにすら見える。
しかし、その体は冷たい。
そして、その顔は、
深い悲しみにゆがんでいた。
……そのとき、物音がした。(他のPC・NPCの介入)
ふっと振り返ってもう一そこを見ると、
何もなかった。”
3−3−5.地下墓地/夢/詠唱の声 ↑↑
あなたは地下墓地の通路に立っている。
遠くから声がする。
通路が崩れた行き止まりからその声がする。
大勢の詠唱する声が。
「死は安寧。限られし命の者の定めなり。
それを拒むことこそ、悪なり。」
「樹木は枯れて、地に帰り草を育てる。
獅子は死んで虫を育てる。
死は、決して無駄ではないのだ。」
3−3−6.短剣/地下墓地で見つけた短剣にまつわる話
1.短剣/死の予言/夢 ↑↑
神官風の人影が現れる。
「その短剣を返すのだ。
さもなければ、
この町に恐ろしいことが起きるであろう。」
老婆(デュエッサ)が現れる。
「お前はあの女のことをどう思っている(笑み)?
もし、それを奴らに渡せば、
その時、
あの女は死ぬことになるであろう。」
2.短剣/神官 ↑↑
《償う者》の親である神官が現れ、
短剣を持った者にそれを返すよう言う。
「もしそれを返していただけないのであれば、
恐ろしいことが起きるかも知れません。
ひょっとすると
(声をひそめて)町が滅ぶことにも。
もちろん我々としても、
むざむざとそんなことにはさせません。
が、短剣を返していただけないのであれば、
それなりの代償を払わなくてはならなくなるのです。
よろしいですか?」
3−3−7.《償う者》とその親との出会い ↑↑
・・・・・・その人はあなたの親であることに間違いない。
その顔、雰囲気といい、
そっくりそのままに見える。
しかし、何か違和感を覚える。おかしい。
どうもその人物は“若すぎる”のだ。
本当に親であるならば、
もっと年老いた外見をしていてもいいはずだ。
それなのにその人は、
今はとても若々しく見える。
(声をかけると。)
首をかしげて、
「どなたでしょう?
ええ、そうです。
私の名前は確かにそうですが。
私に子供なんて・・・・・・」
3−3−8.予言者 ↑↑
「もうすぐ、この町は滅ぶのじゃ!」
「わしはまだ死にとうない。」
「地の底の、
ずっと深いところにそれはおる。
それはもうすぐ目覚めて、
この町を喰らい尽くすであろう。」
「“楽園”を探すのじゃ。」
「それはずっと、高いところにある。
途方もなく、
高いところに。」
「町が滅びに瀕した時、
それを見つけ出し、そこに行くことができれば
助かるそうじゃ。
古い言い伝えで言われておる。」
「そこには永遠の時が流れていて、
全ての者が、
老いることも死ぬこともなく、
永久に生き続けることができるそうじゃ。」
3−3−9.影との追いかけっこ ↑↑
女の悲鳴がする。
行くと、人が倒れている。
すでに、死んでいる。
どこにもこれといった傷はないが、
その体の一部が欠けている。
足音に気付いて見ると、
黒い影のような人影が走り去っていく。
その影は、分かれ道にやってくると、
右と左、左右に分かれて去っていく。
一方は、行き止まりに着く。
そのゆらゆらと揺れる影は
口だけで笑っているように見える。
そして捕らえようとすると、フッと消え失せる。
もう一方は、やがて見失ってしまう。
そのまま進み続けると、
突然あたりが開ける。
瓦礫の山がごろごろした荒野のような場所だ。
そこは《眠れる者》の家のあった場所。
3−3−10.人形にまつわる話
1.人形/人形師−《犠牲者》との会話 ↑↑
女の彫刻師が、町の広場で子供の像を掘っている。
行ってみると話しかけてくる。
「やあ、何か用かい。」
「そう、夢でみたんだよ。
この子をね。
何となく気に入ったから彫ってみようと思って。
あんた、この子に見覚えでもあるのかい?」
「あんた、もしかして子供がいるかい?」
「いや、何となくそんな気がしてね。」
「あんたぐらいのべっぴんさんだったら、
今度の巫女選びで選ばれるんじゃないかい?」
「うん、あたしが保証してやるよ。」
2.人形/影/魂込め ↑↑
その黒い人影は
ひょいと、ひと跳びすると、
その人形の横に立つ。
しゃがんで、その顔をじっと見つめる。
耳元に、そっと囁きかける。
『生きてみないか?』
辺りを見回し、走り去る。
翌朝、その人形はいなくなる。
3.子供(人形)との出会い ↑↑
(自分で想像してください)
印象的なシーンで突然出会い、
しかも出会った人物がその子供の顔に見覚えがあったりすると、
とても面白くなるでしょう。
例えば、
地下墓地で見たことがあるとか。 夢で見たとか。
〈せりふ:サンプル〉
(少年の場合)
「おじさん!」
「おじさん、あの夜に来た人でしょう?」
「おばさん誰?」
「あなたが僕のおかあさんなの?」
「あれが欲しい!」
3−3−11.樹 ↑↑
町外れの小さな森の中、
ひときわ大きな樹が立っている。
辺りは夜だ。
星が、
空いっぱいに輝いている。
“しばらく見ていると、
その星が、
くるくる回っているのに気が付いた。
そして、ゆっくりと降りてくる。
その瞬きながら降りてくる星は、
それぞれが光り輝く蝶のかたちをしていた。
光る蝶たちは夜空に渦を描く。
光の渦の中心には、
月があった。
まるく、
冷たく、
輝く月が。”
3−3−12.外なる太守との謁見 ↑↑
謁見の間。
向こうの方に段の高くなったところがあって、
御簾がかけられている。
その御簾の向こうに黒く人影が見える。
あれは太守様か?
「よく来てくれた。
お前に来てもらったのは、他でもない、
ひとつ、祭の最中だというのに困ったことが起きてな。
秘密裏に処理してもらいたいことがあるのだ。
引き受けてくれるな?」
「最近、人死にが出ている。
何でもその不届きな奴は
“シェイド”と呼ばれているらしい。」
「そこでだ、
お前のその腕を見込んで言うのだが、
ぜひともそいつを捕らえてほしい。
ただ、今は大切な祭の最中であるから、
あまりことを荒立てないようにしてほしい。
どうだ、頼めるかな?」
「ところで・・・・・・
“ ・・・・・・おまえは、私が誰だかわかるかね?」
その太守の体はじっとしたまま、
人影の首だけがするすると蛇のように長く伸び、
宙にとぐろを描く。
そしてこちらに寄って来て、
御簾が上げられようとする・・・・・。”
・・・・・・頼んだぞ。一刻も早くだ。
ただし殺してはならん。
生きたまま奴を捕らえるのだ。」
3−3−13.夢/彗星 ↑↑
空に「彗星」が輝いている。
それを見ているうちに、
それが、
無数の頭の蛇の姿をしているのに気付いた。
3−3−14.夢/双面の魔女 ↑↑
深紅のローブを着た老婆が現れ、
頭のフードを取り去る。
彼女の後頭部のにも別の顔があって蠢いている。
彼女はにんまりと笑みを浮かべる。
3−3−15.夢/反魂の儀式 ↑↑
黒装束の人影が何か白いものを組み立てている。
それは、人の体の一部だ。
その“部分”は、
ただその箇所に持って行くだけで簡単にくっついてゆき、
やがて完成する。
そして“それ”は起き上がり、目を開く。
・・・・・・・・・・・・
それは、
ユーナの顔をしている。
3−3−16.夢/夢入りの儀式 ↑↑
どこか薄暗い部屋に全部で
*人(PCらと同人数)の人影が見える。
どれもどこかで見知った顔のような気がするが、
はっきりとはわからない。
彼らは魔法陣のようなものの上に円を描いて立っている。
そして深紅のローブを着た老婆に合わせて詠唱を続けている。
・・・・・・
(・・・・・・あとで人数が少ない(《犠牲者》《ありうざる者》がいない)のに気付いて愕然とする?)
3−3−17.夢/偽りの記憶 ↑↑
(《犠牲者》or《ありうざる者》に縁故を割り振った者のみ。)
その人物が最初に
《犠牲者》または《ありうざる者》に出会ったシーンが再現される。
ところが、出会う人物は全く違う顔をしていて、名前も違う。
しかもそれこそが正しいという感じがする。
むしろ《犠牲者》or《ありうざる者》のことを
なぜ自分は知っていると思い込んでいたのだろうかという
疑問が沸き上がる。
3−3−18.夢/問い詰める(主人公用) ↑↑
鏡がある。
そこにはあなたが映っている。
映った人影が話し始める。
「忘れたのか?
忘れたのか!
なぜ忘れたんだ?
どうして忘れたんだ!
思い出せ。
思い出せ!」