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６．母なる原蛇の祭壇〜『おまえの望みを叶えよう』〜

６−１．流麗なる射手

　魔剣の間を抜けると暗闇の中の彼方に光る祭壇を見つけます。そこには破魔の射手ローザがいて侵入者を阻止すべく守護しています。祭壇に至る途中の空間には無数の双魚が泳いでいて、侵入者の進行を鈍らせます。

６−２．母なる原蛇の祭壇

『よく来た。人間よ。』

祭壇を見上げると、その頭上に台風の目のように渦を巻く、途方もなく巨大な存在を垣間見ることが出来る。
その渦の中央に時折女性めいた顔の表情が現れる。

『我が名はエセス。この世界そのものであり、無限である』

『ここでのすべての戦いに勝利したたった１人の者は、神にも等しい力を得ることができる。』

『おまえの望みを叶えよう。ただしそれは一つだけだ。』

いかなる望みであろうとも、エセスはたった一人のたった一つだけの望みを叶えてくれる。