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5.魔剣の間〜『我が乾きをおまえに与えよう』〜

5−1.広場

 砂地の広場で中央に円柱形の台座があります。広場を取り巻くように星座の紋章の描かれた扉が12浮いてます。やはり「原蛇」の魔法陣の配置になっています。

<台座の文字(上代語)>

[黒剣]『蟲惑の剣ワルラーム』
[翼人]『白刃』
[指輪]『銀の細剣』
[戦車]『紫の鎧』
[通火]『導きの細剣』
[野槌]『大烏』
[青龍]『大槍ギーヌ』
[原蛇]『緋王』
[海王]『黒檀の杖』
[牧人]『魔法の蜘蛛の糸』
[古鏡]『長剣シェームスカル』
[風虎]『落雷』
[八弦琴]−

<開いている扉>
 「この迷宮の侵入者の数/2」枚の扉が開いていて中に入ることが出来ます。開いている扉は山札を引くなりして適当に決めて下さい。

5−2.魔剣争奪

 部屋の中には魔剣があります。部屋の中は魔剣独自の空間であり、その正式な所持者が決まるまでは進むことも引き返すこともかないません。魔剣は近付いた者を魅了し、手に取るように促します。魔剣は「渇いて」おり、手にしたとたん生ける者の血を求めます。

5−3.魔剣の運命

 魔剣を得た者は運命「魔剣」の他に魔剣自身が持つ運命を得ます。魔剣の持つ運命は「大槍ギーヌ」を除いてすべて「血の渇き」です(「大槍ギーヌ」の持つ運命は「血に飢えた戦士」)。