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4.探索


〜『それは、おまえが望んだことだろう?』〜


◆村の情景

 …月明かりに照らされて、糸に覆われたその村は白く輝いて見える。


◆蜘蛛の登場1

 ガシャガシャガシャ…と騒がしい音を立てて、その建物の上からぬっと、大きな、蜘蛛のような姿のその魔物が現れた!
 シュッという音がして、何か白い糸のようなものがその口から吐き出された…。


◆蜘蛛の登場2

 その広間に入ろうとした途端、シュッと何か白いものが飛んできて、腕に絡み付く。それが飛んできた方向…天井を見上げると、巨大な黒々とした丸い固まり…蜘蛛がそこに張りついて、その黒い8つの眼をこちらに向けている。


◆扉

 扉に触れた瞬間、手から全身に何か痺れのようなものが広がる。この扉の向こうに何か悪いものがあるような、そんな嫌な感じがする。


◆城壁の上から

 中庭の上に、巨大な何かが白い無数の糸に絡み取られ、ぐるぐる巻きにされ(それは、象くらいの大きさはあるだろうか。巨大な"繭"のようにも見えなくはない。)、宙吊りになっている。
 その"もの"は黒ずんだ色をしている。
 かすかに呼吸をするかのように、ゆったりと規則的に動いており、よく見れば、その白い糸を透かして四肢があるのが分かる。2本の腕と2本の脚、巨大ではあるが、人が小さく丸まったときにはあのような姿になるであろうか。


◆黒い夢(『記憶を失いし者』の夢)

 その囚われた黒い巨人が手を伸ばしてくる。

『俺をここから助け出してくれ。
 昔、お前の愛する者を甦らせてやっただろう?
 お前は、俺に恩があるはずだよ。』

『それは、おまえが望んだことだろう?』


◆肖像画

 その部屋の壁に大きな絵が掛けられていた。
 赤い服を着た美しい女の絵だった。
 一目見た瞬間、彼女はあなたの"すべて"になった。

※PCの一人に『運命の出会い(異性or同性)』を課すこと。
 彼女に対して縁故5割り振らせること。感情は「愛情」もしくは「崇拝」。
 以上は、プレイヤーの意思に関係なく強制的に行うこと。

※状況によるが、NPCサイドからすれば『魔剣の所持者』に、この運命を課すのがより自分たちにとって有利となる。ガレスは積極的に『魔剣の所持者』にこの絵を見せようとするかもしれない。


◆資料

 『死生論』…死者をよみがえらせる方法に関して。
 『魔族大全(抜粋)』…[黒剣]の魔族に関して。


◆日記

・疫病が流行ったこと。身近な者(妻や娘も?)も、それにかかったらしいこと。
・カーラという名の人物の紹介で、クレドという名の人物に会ったこと。彼から病気の治療法に関する助言を受けたこと。
・『失いゆく者』の縁故に関する描写。
・身近な者の病気が治ったらしいこと。