2.逃避
「記憶を取り戻して何になる?
辛いことしかないかもしれないではないか。」
◆街角
「こんなところで何してるんだい?
殺されて、身包み剥がれたくないんなら、
とっとと帰った方が身のためだぜ。」
◆商談
「…そのじいさんは、我々が身柄を預かっている。
金貨20枚だ。
持ってるんだろ?あんた。
あのじいさんがそう吐いたぜ。」
◆剣の囁き
「殺せ殺せ…
さあ抜け、
幸いまわりには、敵しかいない。
誰も文句を言う者はいないぞ。
さあ、さあ…」
◆記憶
「記憶を取り戻して何になる?
辛いことしかないかもしれないではないか。」
◆再考
「ひょっとしたら、その忘れてしまったものの中に
忘れてはならない、何かがあったかも知れぬな。」