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あとがき

 ただ単純にPC同士命懸けで戦闘がしたかっただけなのが、何だかよくある怪談話のようになってしまった(これもあれの…)。終わりも取ってつけた強引な終わりだ。どうもぐずぐずと締まりのない終わりをすることが多かったんで(と言っても2回やっただけだが)、みんな消えてしまうのがふさわしかろうと、とりあえずこうしてみた。(騎士ばかりで、ばれる可能性は低いし)意外と締まった終わりになった気がする。

 実は、表の展開ばかり書いて裏の展開(その場合、「闘技大会」すら満足にできない場合がある)にはあまり触れなかった。「忠実なる騎士」がクレド卿の正体を探って裏でいろいろやるであろう話はきっと面白くなるに違いない(頑張って作ってくれ!(笑))。

 ではまた。

−1999/11/30−

 落ちを付けたらまた想像力が湧いて、面白い場面が浮かんでしまったのでそれを追加。私にしては、かなりエンターテインメントしたシナリオになった。ちなみにこれまで載せた中で一番エンターテインメントしていたのは「S.Pawn事件」であろう。情報が膨大であったのでそれを載せただけで力尽きてしまったが、プレイした感じではいちばん素直に「面白い」と思えた。
 エンターテインメントなシナリオは、あまり自分自身の心の闇とかいったことを考えずに素直に「面白い」(か、面白くない)かを考えられる点が楽である。
 プレイヤーとPCというのは分け難いものだが、そういうシナリオなら素直に分けてシンプルに楽しむことができる。(こういうのも、わりと好きである。)

by紙魚砂