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橋の上にて


◆「罪深き騎士」の導入部

 雪が降っている。
 橋に差しかかる。

 …見ると、おまえが手にかけた、あの人物が目の前に立っている。

 やがて、その影は消える。


◆「復讐の騎士」の導入部

 馬に乗った黒い鎧の騎士が立っている。

「おまえの運命は何だ?」

 その黒い騎士は、かすれた声で囁く。

「それは、いずれかなえられるであろう。
 その時は、もうすぐだ。」


◆「忠実なる騎士」の導入部

 橋の上に馬に乗った黒い騎士が立っていて、行く手をふさぐ。

「このあたりに、騎士を騙る、不届きな輩がいるそうでな。
 おまえは本当に騎士なのか?」

「ここに何の目的で来た?」

「それは本当か?」

「本当に騎士であるならば、馬上の闘いにも慣れておるはずだな?
 一手お手合わせいただこう。」


※注意※

一騎討ちを行うよう誘導してください。

デールの立場
・クレド卿に雇われている。
・「忠実なる騎士」の任務の情報はすでに漏れていて、彼はそれを知っている。
・「忠実なる騎士」と戦って、簡単に殺せそうなら殺す。
・さもなければ適当なところで「なかなかの腕だな…」などと言って戦闘を切り上げようとする。

死亡の処理
・デールの死亡
 死ぬ。あとで死体はどこかに運び去られる。
 よみがえって大会には出場する(すでに屍と化しているのだが)。

・「忠実なる騎士」の死亡
 夢歩きをしてもらい、夢落ちにする。この件は夢だったとプレイヤーに思わせること。(プレイヤーは、この嘘を信じたがるであろう)
 実際はキャラクターは既に死んでいるので、シナリオの終盤で彼(彼女)がすでに死霊になっていることを明らかにすること。