←←

あとがき

 なんか、話としてまとまらんね。
 シナリオのようなそうじゃないような。単純に「TRPGのシナリオ」として書けば簡単だったのだろうが、テーマ上イメージ的などろどろとした深みの領域のようなものを書きたいなぁと思って、思い付くままに書きなぐったのがこれ。結局表現する力が無くて説明してしまったところが実に弱い(笑)。

 むかしから、こういうイメージの領域の深い話をTRPGでできんかなと探っているのだが、なかなかうまくいかない。こいつはまだ話になっている方か。

 最近見た映画で「アメリカン・ビューティー」というとても美しい映画があるのだが、ああいうのが好きだ。ちょっと考えないと「何でそうなったの?」となる、ちとむずい映画なのだが、“まにや”はそこを考えて「ああ、そうなのか!」と納得するのが楽しいのである。「ああ、そうなのか!」と深いところで納得する過程をTRPGでやれんかなぁ、せっかく「コミュニケーションのゲーム」なんだし…とずっと思っていて、いろいろ試してはいるのだが、まだまだ…。

 修行が足らんね。

2000/05/25 04:39 台湾/新竹にて
by紙魚砂