あとがき

 自己満足シナリオである。
 「メタ・シナリオ」でもある。

 このシナリオを作ったのは、もう、ずいぶん昔。
 あの「鏡影」よりも前だ。
(似たようなイメージが所々使われているが、こちらのほうが先である。
 まあ、それについては「同じ人間が作ったんだから…」と、言い訳しておこう。)

 当時は若かった、とつくづく思う。
 よくもまあ、こんなシナリオを作り上げてしまったものだ。
 おそらくもう、こんなシナリオは2度と作れまい。

 当時の自分は、もう今の自分とは別人みたいなもので、
 もう当時のような考え方には自分自身、完全には賛同できないし、
 おかしなところ、未熟なところも多々ある。
 が、それを割り引いても、ある種、鬼気としたものがあるように感じる。
 当時、持てるすべてのものをたたきつけるようにして作った。
 (ひょっとすると、ちょっと頭がおかしくなっていたかもしれない)

 1度、「エンカウンター」というサークルの会誌に載せてもらったが、その時に不明確であったシナリオのスタイル・方針をはっきりさせた上で書きなおした。
 マスタリングの方針など、くどいほど強調して書いてあるのはそのためである。

 ま、何はともあれ、出来て良かった良かった。

 最後に、このセッションに最後まで付き合ってくれた人たち、
 途中で投げ出してしまって迷惑をかけた多くの方々、
 それから軽コンでほとんど騙まし討ちのようにして衝撃を与えてしまった人々、
 (心に傷を作ってしまったかもしれない)
 に、感謝と、もし傷つけてしまったのであれば謝意を表したい。

 ありがとう。そして、ごめんなさい。

1999/09/13
by紙魚砂


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