<パラノイアチュートリアル>
・パラノイアとは?
アメリカ? かどこかの遠未来を舞台にしたディストピアTRPG。
PCは核戦争後? のシェルター内(「アルファ・コンプレックス」と呼ぶ)で暮らしており、外界を知らない(ということになっている)。
・どう遊ぶのか?
コンピュータ様からのミッションを受け、それを解決する「トラブルシューター」となって活動する。
ところでパラノイア(偏執狂)であるコンピュータ様のミッションはたいていうまくいかない。
なぜならコミーでミュータントな反逆者がPCの中に紛れ込んでいたためである。
PCたちの中にいるコミーでミュータントな反逆者を明らかにするのだ。
重要なことは
「死んだ反逆者は、自分が反逆者であることを否認しない」
ことである。
・しかし、酷いことには
ちなみにPCは最初から全員がコミーでミュータントだ。ここで重要なことは
「反逆者であるということを証明されなければ、反逆者ではない」
ということである。
・パラノイアにおいて重要な概念
1)「コンピュータ様は常に正しい」
コンピュータ様は常に正しく、完璧である。そうでないと感じたら(SSMの兆候ですか?)、それはコミーの陰謀である。
2)「幸福は義務」
完璧なコンピュータ様の世界に住む完璧な市民が不幸なはずはないし、不幸であることはミッションの成功を妨げる。
したがって、幸福は義務である。
3)「SSM」
幸福でない状態を「SSM」と呼ぶ。身近な市民(PC)がSSMに陥っている場合は
・ギャグを言う
・歌をうたう
・幸福薬を注入する
などの処方によって幸福になることが推奨される。
4)「誤りは反逆」
完璧なコンピュータ様から作りだされた市民も、もちろん完璧である。
誤りなど犯すはずがない。
もし誤りを犯したとしたら、その市民はコミーでミュータントな反逆者だからである。
5)「噂は反逆」
完璧な市民は常に完璧に事態を把握しているので、噂をする必要などないはずである。
また、噂に発展するような「推論」の類も危険な兆候である。
「推論」で未来を予知するのはミュータントパワーである。
・セキュリティクリアランス
アルファ・コンプレックスに住む市民は完璧かつ厳密な階級によって区別されている。
それは以下の色で表現される(上ほど権限が強い)
<セキュリティクリアランス一覧>
Ultra-Violet(白)→コンピュータ様
Violet(紫)
Indigo(藍)
Blue(青)
Green(緑)
Yellow(黄)
Orange(橙)
Red(赤)→初期PC
InfraRed(黒)→「クズ」「カス」などと言われる。
慣用句「インフラレッドのクズどもがLPDに大勢並んでいる」
セキュリティクリアランスは下記の項目にそれぞれ厳密かつ明確に適用されている。
基本的に下位のクリアランスの市民が上位のセキュリティクリアランスにアクセスすることは禁止されている。
アクセスするのは反逆である。
<セキュリティクリアランス適用項目>
・情報
・装備品、所持品
・居住区画
・サンプルデータ
・サービスグループサンプル(R)
・秘密結社サンプル(UV)
・ミュータントパワーサンプル(UV)
・参考サイト
・パラノイア(Wikipedia)
・『パラノイア』紹介
・奉仕の会
・パラノイア紹介動画
・Paranoia_O(コミーの陰謀により閉鎖中)
・キャラクターシート(ParanoiaXP)