←←


Casting a Spell 呪文(夢幻の門の創造)


◆「夢幻の鏡」◆

 儀式には「夢幻の鏡」が必要であり、
これに対して生け贄を捧げることで呪文は成就する。


◆生け贄と魔法の名◆

 12人(もしくは24人、36人・・・・・・)の生け贄に
魔法の名を与える。この名の最初の音韻によって
「偉大なる使いの神の名」を刻まなくてはならない。
この「生け贄によって神の名を刻む」という行為は、
重複させればさせるほど呪文の効果が高まる。
 この魔法の名は生け贄を捧げることによって
「夢幻の鏡」にその名が刻まれる。
 「夢幻の鏡」に最初の7つの名を刻むためには、
それらを魔法的につながなくてはならない。
なぜなら使いの神の最初の7文字は虚無の名であり、
そこには平安が存在していないからである。
  7人の生け贄を捧げ彼らを呪術的につなげたとき、
初めてそこに魔法の名が現れるであろう。
 生け贄に魔法の名を与え、
その命を神に捧げた後これを清めなくてはならない。
  その方法は、生け贄の体内の "不浄の源"を
取り除くことによってなされる。
  真の臓は聖なる力の源であるので取り除いてはならない。


◆とき、儀式◆

 最終的な儀式は、ホルスが両目を閉じ、
我らの時がやってきているときになされるのが望ましい。
  が、それは不完全なものであってもかまわない。
 鏡にすべての魔法の名が刻まれたのを確認したら、
その前で神の名の虚無と平安の掛け合わされた数だけ
呪文を唱える。
  呪文が有効であれば、 数度唱えたときから鏡が
光を発するようになるであろう。


◆門を閉じる◆

 門はその行く先とこちら側の両方に対して開かれる。
それは門の向こうに行った者がこちらに還って来るためである。
 異界への旅の後、門は最終的に閉じなくてはならない。
さもないとこちらの世界があちらの世界に呑み込まれてしまう
ことになるであろう。
  門を閉じる者は、自身の血によって門に"印"を描かなくてはならない。
門は二つ存在するのでその両方に"印"を描く。
  そして閉じるための呪文を同じ回数だけ唱えることによって門は閉じられる。


◆呪文◆

"VOOSASHA ZEE OVWABEER
  IDE YYYN HUAA ZUUKH
  WVHWAAK LOKI ACHONOTLA
  YYTKME HOMA SAAAT
  HEEE LOA LOO NIAUUS"